基本的に自己破産は許されません!

FX取引で大失敗をして自己資金以上の損失、つまり借金を背負ってしまうということもあり得るでしょう。ここぞという大一番にレバレッジを高くかけすぎ、借金が普通に働いていても返せないほどの額になったとします。

そんなとき、最後の手段として自己破産はできるのでしょうか。

残念ながら、基本的にはFXを理由にできた借金では自己破産は認められません。そもそも自己破産には免責不許可事由というものがあります。該当する場合に免責が認められない、つまりは自己破産はさせてもらえないのです。この免責不許可事由は大きく分けてふたつあり、ひとつは単なる浪費もしくはギャンブルの借金、もうひとつが株や先物投資のためにできた借金です。当然ながらFXもそれに該当します。

なぜこれらの理由で自己破産ができないのでしょう。

それは多額の借金をして元手を作り、それを使ってギャンブルや投資に使って儲けようという人が出てくるからでしょう。失敗したら自己破産すればいいわけですから、一か八かに人生を賭けるにはもってこいですよね。ですので、これらの理由では認められないのです。

ただ、これはあくまで「基本的には」FXを理由にした借金での自己破産はできないと言っているに過ぎません。結局は裁判所において裁判官が自己破産を許可するかどうかを決定するので、場合によっては免責不許可事由に該当するものでも自己破産ができる場合もあります。そもそも自己破産の制度は破綻してしまっている債務者を救済するものですから、裁判所もそれなりの理由を確認できれば認めてくれることもあるのです。

ですので、FX取引では自己破産はできなくもないが簡単ではないので慎重に投資をする、ということを常に心がけておきましょう。

そもそもFXで自己資産がマイナスになるはずがないのでは?

FX取引を取り巻く世界はネットの進歩と同じように常に進化しています。そして、それに呼応するように法律なども変化します。国が規制することもありますし、FX業者が自ら作るルールなどもあります。顧客の資金がマイナスになってしまうと業者だって大変です。

ベストなのは顧客にも儲け続けてもらい、その手数料をたくさんもらいたいわけですので、顧客が用意している資金よりもマイナスにならないようにいろいろと考えているのです。

例えば、強制ロスカットがその仕組みのひとつです。レバレッジと取引量などから算出される証拠金維持率が一定以下になると自動的にその取り引きが決済されるシステムです。これにより事前に資金が底をつくことを通知しながら、もう資金がゼロになる段階で強制的に取り引きを終了させます。

そうすることで、資金がマイナスになることはありません。ほかにも各社でいろいろなシステムを導入し、マイナスになる前に自動的に取り引きを終えることができるようになっています。例えパソコンの前にいなくても、勝手に決済されるのです。

ただ、これらはすべて「理論上」という前提があります。相場がシステムの処理が追いつかないほどのスピードで急変動している場合や月曜の寄り付きなどでギャップアップ/ダウンしたときに強制決済が間に合わずに資金がマイナスになることがあるのです。ごく最近では2015年1月15日にスイスの中央銀行が無制限介入の終了を発表したときユーロ/スイス・フランとスイス・フラン/円などで急激な変化を起こし、たくさんのトレーダーが大きな負債を背負いました。
参考:ユーロ・スイスフランが未曾有の大暴落!世界中のトレーダーが絶句する事態に

というわけで、トレーダーは法規制や業者の自主規制に守られているとはいえ、それはあくまで理論上であり、今でもFXで多額の借金を作ってしまう人がいることを忘れてはいけません。

自己破産したらどうなってしまうのか

自己破産と簡単に言いますが、安易に考えてはいけません。そもそもなぜ借金を抱える人はよく自己破産を考えるのでしょうか。

それは自己破産が、日本のいくつかある債務整理の中で唯一、負債のすべてをなかったことにしてくれる制度だからです。自己破産が認められれば借金を返済する必要がなくなるのです。
借金で苦しむ人にとっては確かにこれはいい制度かもしれません。しかし、デメリットも多いです。

まず、破産者は財産をすべて失います。土地や家、別荘などといった不動産、車、99万円を超える現金、20万円を超える預貯金や株券、有価証券、生命保険の解約返戻金など、とにかくほぼすべてが差し押さえられてしまいます。

それから、どこかに引っ越す場合や長期の旅行に行く場合であっても裁判所に許可を求めなければなりません。当然ながらクレジットカードやローンの申し込みもできません。一番厳しいのはほとんどのケースで職を失った上に職業の制限がされることでしょう。

FXで借金を背負ったら自己破産すればいいかと思う人も少なくありませんが、安易に考えているほど甘くはないのが現実です。

じゃあ、死ねばそれで終わる?

少額、低レバレッジで取り引きしている分には負債もそれほど大きな額にはならないとは思いますが、もし海外の業者や法人口座で取り引きしているとレバレッジ100倍以上はよくありますから、ウン千万円、ウン億円という負債ができる可能性もあります。

自己破産もできずこんなことになってしまったら、もう首をくくるしかないですよね。実際にバブルが崩壊したときやリーマンショックなどの大暴落時には投資家が借金を背負って自殺したというケースは少なくありません。多額の借金を背負い「もう死ぬしかない」という人はまずは弁護士や司法書士などの債務整理ができる専門家に相談しましょう。なにか解決策があるはずです。

そもそも死を選んだとしても、それとてそう甘くはないのが現実です。というのは、借金を作ってしまった張本人が死んでしまっても、その債務は相続人に渡ることになるからです。もちろん相続人が相続を放棄すれば借金を払っていく必要はありません。

しかし、相続放棄をするということは借金以外の財産も相続しないことになってしまいます。借金だけ相続せず、価値のあるものだけを受け取ることはできないのです。借金しかない人ならともかく、家業があるなど守りたい財産がある場合は借金も相続せざるを得ないことだってあるはずです。

このように残された者にも悪影響があるわけですから、自殺を考えるのも安易すぎます。FXで借金を作らないように自分で投資ルールを決めておくべきですし、もし負債で首が回らないのであれば、急いで専門家に相談するべきだと思います。

もし親などが借金を残して亡くなった場合は、まずは弁護士や親族としっかりと相談しましょう。場合によっては残された財産から借金を弁済し、財産が残ったらそれを相続、逆に借金がまだ残っていればその分は放棄するという限定承認という手段も残されています。とにかく法律に詳しい人に相談しましょう。

11 2月 2016

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