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一目均衡表を分析する

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一目均衡表は、昭和初期に日本人のチャート研究者(ペンネーム:一目山人)によって開発された代表的なテクニカル分析手法の一つです。一目均衡表は5つの線から成り、遅行線を除く4線はサポートライン、あるいはレジスタンスラインになります。為替レート(価格)がその線より下にあるときは抵抗線として、その線より上にあるときは支持線(サポートライン)として作用しますとする見方になります。一目均衡表を分析することによって一目で売買のポイントがわかりやすくなるのが特徴です。マーケットトレンドの先行きや方向性や転換点等、総合的な分析を目指しているチャートだと言えるでしょう。

一目均衡表の見方

(1) 基準線
基準線は、相場の方向性を示す線です。基準線が上向きのときは上昇トレンド、下向きのときは下降トレンドを表します。

(2) 転換線
転換線は基準線との関係を見て売買シグナルを見分けます。転換線が基準線の下にある状態から基準線を上抜ければ買いサイン。転換線が基準線の上にある状態から基準線を下抜ければ売りサインです。

(3) 先行スパン1先行スパン2の間の
先行スパン1と先行スパン2の間の部分を「雲」と呼ばれます。雲の厚みが抵抗帯の強さを現しており、ローソク足が雲の上にあるときは雲が支持帯となりサポートします。逆にチャートが雲の下にあるときは雲が上値抵抗帯となり、レジスタンスラインとしての役割を果たします。

また、上の図のオレンジ色で丸く囲った部分のように、雲の厚みが薄いところや雲がねじれて交差しているところは、相場の方向が転換しやすいポイントとなります。さらにその部分を基準線が下へ突き抜けているため、強めの下落転換サインとなっているのがわかると思います。

(4) 遅行スパン
遅行スパンとローソク足とを比較しながら、相場のトレンドを探るために使われる線です。遅行スパンがローソク足より上にある時は上昇トレンド、下にある時は下降トレンドとされます。また、遅行スパンがろうそく足より下にある状態からチャートを上に突き抜けていくポイントが買い転換で、ろうそく足より上にある状態からチャートを下に抜けていくポイントが売りの転換サインとなります。

(5) 一目均衡表のまとめ
【トレンドと転換サインを見分けるときの各線の位置関係】

  1. ローソク足が雲の上にある場合は強気相場
  2. ローソク足が雲の下にある場合は弱気相場
  3. 遅行スパンが実線の上にある場合は強気相場
  4. 遅行スパンが実線の下にある場合は弱気相場
  5. 転換線が基準線を上抜くと好転(上昇トレンド)
  6. 転換線が基準線を下抜くと逆転(下降トレンド)

特に、「1.」のローソク足が雲の上にある状態で、「3.」遅行スパンが実線を上抜き、さらに「5.」転換線が基準線を上抜いたときの3条件が揃ったときは「三役好転」と呼ばれ、きわめて強力な買いシグナルとして判断できるとされます。その反対の現象は「三役逆転」として強力な売りシグナルとなります。

一目均衡表の計算方法

一目均衡表を構成する線は5つ有り、その計算方法は下記のようになります。

(1) 基準線 : (当日含む過去26日間の高値 + 安値) ÷ 2
(2) 転換線 : (当日含む過去9日間の高値 + 安値) ÷ 2
(3) 先行スパン1 : (転換線 + 基準線) ÷ 2 を当日含む26日先に表示したもの
(4) 先行スパン2 : (当日含む過去52日間の高値 + 安値) ÷ 2 を当日含む26日先に表示したもの
(5) 遅行スパン : 当日の終値を当日含む26日前に遡って表示したもの

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