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基本的なチャートパターンを記憶しておけば今後の相場動向を予測しやすくなる

この記事の監修者中川 聡(証券外務員)
中川聡大手金融機関に勤務し、証券外務員1種を取得。
保険営業員やプライベートバンカー、証券営業員など様々なタイプの金融のプロに対して投資情報の提供を行う。現在は資産形成層から富裕層まで、個別のお客様にあった投資コンサルティングを行っている。

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今後の相場展開を予測できるようになれば、売買チャンスが増え、より多くの利益を稼ぐことができるようになります。

相場展開の予測に使える手法の1つがチャートパターンです。

多くのチャートパターンを知っておくことで、トレンド転換や継続が予測しやすくなります。

しかし、

「どんなチャートパターンがあるの?」
「どんな使い方をすればいいの?」

と疑問を持っている人も少なくないでしょう。

そこで今回は、代表的なチャートパターンの特徴や使い方について紹介しています。

この記事を読むことで、多くの取引チャンスを捉えられるようになりますので、参考にしてください。

チャートパターン

チャートパターンとは、相場の状況に応じて出現する特定のチャート形状のことです。

相場分析をしなくても、「●●のチャートパターンが出現したからトレンドが転換する」など、予測することができます。

チャートパターンは、主に以下の2種類です。

  • トレンド転換
  • トレンド継続
代表的なチャートパターンを覚えておくことで、売買チャンスを見つけやすくなります。

転換パターン

上昇トレンドから下降トレンド、下降トレンドから上昇トレンドと、トレンドの転換を示すチャートパターンは複数あります。

多くの転換パターンを知っておけば、いち早くトレンド転換を予測でき、売買チャンスを捉えることが可能です。

ここでは、主なトレンド転換パターンについて見ていきましょう。

ダブルトップ・ダブルボトム

トレンド転換を示す代表的なチャートパターンの1つが、ダブルトップ・ダブルボトムです。

以下のように、トレンド終焉時に出現し、その後転換する可能性があります。

ダブルトップ トレンドの天井圏に2つの大きな山が出現→下降トレンドへ
ダブルボトム トレンドの安値圏に2つの大きな谷が出現→上昇トレンドへ

買い・売りサインとして用いられるチャートパターンです。

>>ダブルトップ・ダブルボトムの詳細はコチラ

価格がネックラインを上抜けしたら買いサイン

価格がネックラインを上抜けしたら買いサイン

画像はダブルボトム出現のものです。

上昇トレンド発生前に2つの大きな谷が出現しています。

2つ目の谷の戻りが、「W」の真ん中の山のラインをブレイクしたら、上昇トレンドへ転換する可能性があるため、買いでエントリーするのが一般的な方法です。

トリプルトップ・トリプルボトム

トリプルトップ・トリプルボトムも、ダブルトップ・ダブルボトム同様、トレンド転換時によく出現するチャートパターンです。

トリプルトップ トレンドの天井圏に3つの大きな山が出現→下降トレンドへ
トリプルボトム トレンドの安値圏に3つの大きな谷が出現→上昇トレンドへ

山・谷の浅い方を線で結んだ「ネックライン」を価格がブレイクすることで、トレンド転換の可能性を判断します。

>>トリプルトップ・トリプルボトムの詳細はコチラ

山で形成されたネックラインを超えたらチャンス

画像はトリプルボトムのものです。

安値圏で出現し、3つ目の谷の戻りが2つの山で構成されたネックラインをブレイクしたタイミングが、狙いどころです。

ブレイクした後に大きな上昇トレンドを形成しています。

ヘッドアンドショルダー

ヘッドアンドショルダーとは、トリプルトップと似ているチャートパターンで、トレンド転換時に出現することが多いです。

3つ同じような山が出現するものをトリプルトップと呼びますが、ヘッドアンドショルダーは、2つ目(真ん中)の山が他の2つよりも高い状態のチャートパターンを指します。

一層高い真ん中の山が「頭」、残り2つが「肩」に見えることからヘッドアンドショルダーという名前が付いています。

2つの谷で作るネックラインを下にブレイクすることで、トレンド転換と判断可能です。

>>ヘッドアンドショルダーの詳細はコチラ

ネックラインを下抜けしたら「売り」サイン

画像はヘッドアンドショルダー出現時のものです。

真ん中の山が非常に高くなっていて、2つの谷がほぼ横一直線にネックラインを構成します。

ネックラインを価格が下抜けすれば、売りサインです。

必ずというわけではありませんが、ブレイクした後はそれまでの上昇トレンドから下降トレンドへと転換する可能性があります。

上昇ウェッジ・下降ウェッジ

ウェッジとは先端が尖っていくチャートのことで、上昇ウェッジと下降ウェッジがあります。

それぞれ、「反転パターン」と「継続パターン」があり、トレンドの転換や継続を示唆してくれるチャートパターンです。

一般的に以下の出現の仕方・見方があります。

上昇ウェッジ 反転パターン 上昇トレンドの終盤で出現 
継続パターン 下降トレンドの最中に出現
下降ウェッジ 反転パターン 下降トレンドの終盤で出現
継続パターン 上昇トレンドの最中に出現

>>ウェッジの詳細はコチラ

レジスタンスラインを上抜けしたら「買い」

画像は下降ウェッジのものです。

下降トレンドの終盤で出現しており、サポートラインとレジスタンスラインの間隔が段々と狭くなっています。

価格がレジスタンスラインを上抜けすることで上昇トレンドへと転換する反転パターンです。この場合、レジスタンスラインをブレイクしたタイミングが買いサインとなります。

中川聡
中川 聡(証券外務員)

ウェッジの覚え方

上昇ウェッジは売りが徐々に強くなって形成されていき、下降ウェッジは徐々に買いが強くなって形成されます。トレンド継続と反転で覚えるのが難しいと思うかもしれませんが、「上昇ウェッジはブレイクしたら下落する」「下降ウェッジはブレイクしたら上昇する」と覚えれば良いでしょう。

トレンド継続

チャートパターンは、トレンド転換だけでなくトレンド継続のパターンもあります。

どのような継続パターンがあるかを知っておくことで、トレンド継続を狙った取引をすることが可能です。

ここでは、主なトレンド継続パターンである「フラッグ」や「ペナント」「三角保ち合い」について見ていきましょう。

フラッグ

トレンド継続のチャートパターンの1つが、フラッグです。

上昇トレンドや下降トレンドの途中で出現します。

トレンドラインとチャネルラインを引いた形が旗のように見えることからフラッグと呼ばれ、以下のような出現・見方が可能です。

上昇フラッグ 上昇トレンド中に上値切り下げ・下値切り下げの右肩下がりのチャート(フラッグ)が出現し、その後再び上昇トレンドへ。
最低高値2点、安値1点でラインを引くことができます。
下降フラッグ 下降トレンド中に上値切り上げ・下値切り上げの右肩上がりのチャート(フラッグ)が出現し、その後再び下降トレンドへ。
最低安値2点、高値1点でラインを引くことができます。

上昇フラッグが出現したらブレイクのタイミングを狙う

画像は上昇フラッグです。

上昇トレンド中に出現し、上値切り下げ・下値切り下げの右肩下がりで、最低高値2点、安値1点もクリアしています。

フラッグが出現したら、トレンドライン・チャネルラインを描き、価格が上の線(レジスタンスライン)を上抜けしたら買いサインです。

中川聡
中川 聡(証券外務員)

上昇フラッグは上昇トレンドの中の一時的な下落

上昇トレンドは常に上がり続けることではありません。波を打ってチャートが形成される以上上昇トレンドの中でも下落することはあります。上昇フラッグはまさにそれで、大きな流れの中の下落であることを理解せずに「下落トレンドが始まった」と勘違いすると大きな損失を被る可能性があります。注意しましょう。

ペナント

ペナントもトレンド継続時に発生するチャートパターンの1つです。

レジスタンスラインとサポートラインを描いた際に三角形のような形になり、上昇ペナントと下降ペナントがあります。

上昇ペナント 高値切り下がりで三角形(フラッグ)を形成します。
価格がレジスタンスラインを上抜けして再び上昇トレンドへ。
下降ペナント 安値切り上げで三角形(フラッグ)を形成します。
価格がサポートラインを下抜けして再び下降トレンドへ。

>>ペナント・フラッグの詳細はコチラ

レジスタンスラインを上抜けしたら買いのチャンス

画像は上昇ペナント出現時のものです。

高値が切り下がりながらペナントを形成しています。

この場合、価格がレジスタンスラインをブレイクしたら買いサインです。

画像のように再び上昇トレンドが始まりますので、大きな利益を狙える可能性があります。

中川聡
中川 聡(証券外務員)

上昇ペナントは一時的な停滞

上昇ペナントは上昇トレンドにありながら、一時的に高値をつけたために発生します。一時的に大きなブレが発生したために少しずつ調整されて、安定してきたところでブレイクするとトレンドが継続されます。ブレイクした後のエントリーとなりますので、しっかりチェックしましょう。

三角保ち合い

ウェッジやペナントと似ていますが、三角保ち合いもトレンド継続時に出現しやすいチャートパターンです。

レジスタンスラインとサポートラインを描くことで三角形を形成することから、三角保ち合い(トライアングル)と呼ばれていて、上昇型と下降型があります。

上昇型 安値が切り上がりますが、高値は水平で三角形を形成します。
その後再び上昇トレンドへ。
下降型 高値が切り下がりますが、安値は水平で三角形を形成します。
その後再び下降トレンドへ。

レジスタンスラインを超えるまで待つ

画像は上昇型の三角保ち合いです。

高値は水平線が描けますが、安値は徐々に切り上がり三角形が形成されています。

この場合、水平線のレジスタンスラインを価格が超えたら再び上昇トレンドとなる可能性があるため、ブレイクしたタイミングを買いサインと見ます。

また、保ち合いのタイミングを狙って押し目買いや戻り売りで利益を狙うことも可能です。

関連記事⇒三角保ち合いの見方・分析方法、トレンド転換や売買サインの見分け方を徹底解説

中川聡
中川 聡(証券外務員)

三角保ちあいは待つことが大事

三角保ちあいは一見単純に見えますが、実際はやはりちゃんとブレイクするのか、いつエントリーすればいいのかが迷うパターンです。ブレイクを基準にすればタイミングを間違えないと思いますので、確実なところまで待ってエントリーすることが勝率を上げるポイントになります。

まとめ

今回は、代表的なチャートパターンの特徴や使い方について紹介いたしました。

あらためて、ここで紹介した内容をまとめると、以下4点が挙げられます。

  • 多くのチャートパターンを知ることで相場が予測しやすくなる
  • 「転換パターン」「継続パターン」があり、見方は比較的簡単
  • チャートパターンを覚えれば初心者でも取引がしやすくなる
  • ただし、必ずパターン通りに相場が動くわけではない

ここで紹介したチャートパターンを覚えて、ぜひ自分の取引で活用してみてください。

中川聡
中川 聡(証券外務員)

ダマシには注意

ここまでたくさんのチャートパターンがありましたが、とても役に立つので是非覚えましょう。しかし実際活用する際にはダマシに注意しましょう。チャートパターンは予期しないニュースには対応していないので完璧な形でエントリータイミングが合っていたとしても損する可能性があります。ダマシに備えて必ずポジションの管理、早めのロスカット注文の体制を整えておきましょう。

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17 4月 2020

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