外国為替の仕組みや基礎知識・初心者向け入門ガイド

FX初心者の方はぶつかる壁がたくさんあります。

「用語の意味が分からない」
「適正なレバレッジは何倍なのか」
「どうやったら勝てるの?」

などと次から次に疑問が生まれてくるのではないでしょうか。

今回はFXに関する素朴な疑問から実践的な戦略、おすすめのFX業者まで、FXを始めてみたい方向けに必要な情報をまとめました。

初心者の方が躓きやすいポイントを1つずつ解説してあるので、この記事を読み終わった時にはFXの基礎力が相当上がっているはずです。

何度も繰り返し読めばFXの理解度が上がって、結果的に大きく勝てるトレーダーを目指せます。ぜひ参考にしてください。

目次(もくじ)

FXとは?

FXは世界中の金融機関同士が電話やネットワークで直接取引をしています。この金融機関同士で取引している市場を「インターバンク市場」と呼びます。

外国為替市場は誰でも国境を越えて自由に通貨の交換ができるため、物理的な場所はひとつに限定されません。いわば複雑なクモの巣のような深く大きな市場です。

取引の中心となっているのは、巨大な資金を動かし、銀行間でのマーケットであるインターバンク市場で、外国為替市場のベンチマークとして機能しています。

個人投資家の取引は通常、FX専業の会社や銀行・証券会社などの金融機関を通して行い、顧客(自分)とFX業者の取引のことで、FX業者の配信為替レートで取引が行われます。

「東京金融取引所」という所で為替レートが決められる取引もあり、素の場合どの業者でも同じレートで取引が行われます。

現在は取引環境の差などから顧客とFX業者の取引が主流となっており、取引規模も圧倒的にこちらの方が大きくなっています。

どうやって利益を得るのか?

FXの利益には

  • 為替差益
  • スワップ益

の2つがあります。買値と売値の差額による収益で、円高局面でも円安局面でも狙うことが出来ます。

例えば、1ドル110円の時に円高になると予想して1万ドルの売り注文を入れたとします。

予想通り円高が進み1ドル105円になった時に決済注文を入れた場合、差額5円×1万ドル=50000円の利益になります。

円安の予想を立てた場合は、買い注文から入り、円安が進んだところで決済注文を入れれば利益を取れます。

>>為替差益をもっと詳しく

スワップ益は、二国間の金利差による収益です。

例えば、現在日本とアメリカの金利を比べるとアメリカの方が高くなっていて、ドル円の買いポジションを持っていると、1万ドルあたり60円のスワップポイントが毎日貰えます。

FXの基礎知識

FXだけでなく投資を始める前には、まず基本的な知識を頭に入れておくことが大切です。

なぜならば、基本的な用語やどうすれば利益が出るのか、どうなったら損になるのかを知らないままに投資するのは危険だからです。

ここではFXでよく使われる用語を中心に基礎知識を解説します。

スプレッドとは?

通貨の売値と買値の差を「スプレッド」と呼びます。

FXのレート画面には、「買い109.544 売り109.547」のように2つのレートが表示されています。下の画像は金額は違いますが、FXのレート画面です。

この場合のスプレッドは0.3銭ということになり、1万通貨の取引をすると300円のコストがかかります。

近年、店頭FXにおいては業者間で相当なスプレッド競争が行われており、ドル円0.3銭が主流となる低スプレッド時代となっています。これはインターバンクのスプレッドよりも狭いと言われていています。

取引毎にかかるコストなので、特に取引回数の多いトレーダーには最重要項目のひとつと言えます。

>>各社のスプレッドをチェック!

レバレッジとは

FXの最大の特徴は、最大25倍の「レバレッジ」をかけた取引です。

通常1万ドルの取引をするためには約110万円の資金が必要ですが、FXでは約5万円で取引を行うことが出来ます。

手元資金の何倍もの取引ができるレバレッジは、効率的に大きな利益を狙える反面、受けるリスクも大きくなるので注意が必要です。

近年のドル円は1年で10%程度動くことを考えると、初心者の方は12~13倍程度のレバレッジから始めるのが無難ではないでしょうか。

>>もっと詳しくレバレッジを知る

スワップとは?

FXには2国間の金利差にあたる「スワップポイント」があります。

スワップポイントは業者によって差がありますが、現在ドル円を1万ドル保有すると毎日30~60円を受取ることができます。金額こそ大きくないですが、毎日着実に受取ることができるのは魅力です。

仮にドル円を1万ドル、1年間保有すると約2万円のスワップポイントを受取ることが出来るのですが、為替レートが2円動くと為替差損によって帳消しになってしまいます。

為替レートの変動はスワップポイントに比べて大きいので、安易なスワップ狙いは危険な面もあります。

>>各社のスワップと詳細をチェック!

FXの心構え

FXの基本的な知識を理解したら、次は心構え、つまりメンタルです。

投資においてメンタルほど重要な要素はありません。

100%勝てるということはないので、負けた時の切り替え方、利益が出ているときの利確の仕方など。メンタルに左右される場面が多いのもFXの特徴と言えます。

FXを始めるにあたっての心構えをお伝えするので、よく理解してご自分の投資スタイルの確立に役立ててください。

簡単に勝てると思ってはダメ

為替取引で大きな利益を上げたトレーダーがいる一方、大切な資金を失ってしまったトレーダーも数多くいます。

FXは仕組みが分かり易く手軽に始められるのですが、手軽に勝てるわけではありません。著名な投資家や学者であっても大きな損を出してしまうことも珍しくありません。

しかしながら、普通の主婦や大学生が大きく利益を出すこともあり、年齢も立場も関係なく公平な取引が出来る点は魅力です。

焦りは禁物!冷静な判断を

FXで利益を出すために必要な事を問うと、「メンタル」と答える投資家は非常に多いです。

特に焦りは禁物で、熱くなって失敗してしまったという例は古今東西に溢れています。

相場に想定外はつきものであり、急に思いがけない価格変動が起こった時に冷静さを保ってトレードするということは実は非常に難しいことです。

いつでもクール&スマートに行きたゼ!

メンタルが大切!トレードルールを決める

冷静に取引するためには、トレードルールを決めて、きちんとそれを守ることが有効です。

明確な根拠無く場当たり的な取引をしていると、少しの値動きでも不安になってしまいます。ルールにそってトレードすることは、勝敗を安定させる効果も期待できます。

勝ち組トレーダーは、ほぼ例外なくマイルールを確立しています。

確かな知識を付ける。勉強は必要不可欠

勝ち組トレーダーの多くは、熱心な勉強家です。優位性のあるトレードルールを作るためには、為替相場に対する確かな知識が必要です。

トレードでやる事をつきつめると

  • エントリー
  • 利食い
  • 損切り

の3つしかありません。

それぞれについて、きちんと論理的な根拠を持たせられるように勝ち組トレーダーの人達は日々勉強しています。

通貨ペアの選び方

FXで取引する対象は、「ドル・円」や「ユーロ・ドル」のように通貨ペアで表記されます。

左側の通貨を主軸通貨、右側の通貨を決済通貨と呼びます。ドル円を例にとると、主軸通貨のドルを決済通貨の円で交換します。

つまり、ドルを売買して円を受取ることになります。現在FXで取引できる通貨ペアの種類はかなり充実しています。

なじみのあるドル円やユーロ円はもちろん、南アランド円やカナダドル円といったマイナー通貨。

ユーロドルやポンドスイスフランなどの外国通貨同士の通貨ペアも取引可能です。

それぞれの通貨ペアには異なる特徴があり、自分と相性の良い通貨ペアを見つけて取引することがFXで利益を上げるためには重要な要素になります。

まずはいろいろな通貨ペアの動きを観察するところから始めてみるのがおすすめです。

取引量の多い通貨ペアを選ぶことが大切

FXで人気の通貨は

1位ドル
2位ユーロ

です。その2つが合わさったユーロドルは世界一取引量が多い通貨ペアです。

ちなみにドル円の東京市場では約8割のシェアを誇っています。

取引量の多い通貨ペアを選ぶことにはいくつかのメリットがあります。

  • 比較的穏やかな動きをすること
  • 得られる情報も多い
  • スプレッドやスワップがマイナー通貨より有利なことが多い

FXでは勝ちトレードよりも負けトレードが重要です。穏やかな相場であれば大きく負ける可能性は低くなり、一発退場のリスクを減らすことができます。

そして取引が多い通貨の方が最新ニュースはもちろん、経済指標や要人発言もタイムラグなしで情報が入ってきますし、利益を出しやすい環境が整っていると言えます。

通貨ペアの特徴

FXを始めるにあたっては、まずどの通貨ペアで勝負するかを選ばなければいけません。

どのような通貨ペアが用意されているかは業者によって異なりますが、主要な通貨ペアはほとんどの業者で扱われています。

それぞれの通貨ペアの特徴を簡単にまとめたので、ご自分にスタイルに合った通貨ペアを見つけてみてください。

米ドル/日本円

FXを始める人の多くが、最初に取引する通貨ペアです。比較的穏やかな動きで情報も得やすいので、初心者に推奨されている事が多いです。

ただし、取引量が多く参加者がたくさんいるということは、その分値動きの要因が多くなり、多角的な分析が必要になります。

ユーロ/日本円

日本人にとってはドル円に次いでなじみのある通貨ペアです。

実はトレンドが綺麗に出やすいので初心者にお勧めと言うトレーダーも多いです。

ユーロ圏自体が一枚岩でない状態での統一通貨なので、しばしば政治的な摩擦で値を崩す場面も見られます。

英ポンド/日本円

値幅が大きく癖のある動きをすると言われています。

EU離脱の国民投票以後は緩やかな動きとなっていますが、それ以前は1日に3円動いたり大きな乱高下をしたりで「殺人通貨」と呼ばれていました。

それでも一部の投資家には人気が高く、ポン専と呼ばれるポンド円専門のトレーダーも存在しています。

豪ドル/日本円

かつては高金利通貨として人気があった通貨ペアです。

近年ではオーストラリアの金利はそれほど高いわけではなく、あまり積極的に豪ドル円を選択する理由がなくなってしまっている状態です。

長期でみるとトレンドが出やすいと言えなくもないので、値動きの相性が良さそうであればトレードしてみるのも良いかもしれません。

ユーロ/米ドル

世界で最も取引数の多い通貨ペア。

FX取引の約20%を占めているとも言われている人気が高い通貨ペアなだけに流動性も高く、相場の安定感があり急変動も少ないので初心者からベテランまで取引できる、まさに正統派通貨ペアと言ってもいいでしょう。

ユーロ/米ドルは、日本時間で夕方から深夜にかけて一番活発に動き始めます。

またトレンドに忠実な動き見せる傾向があるので、予想も立てやすいのも魅力です。

マイナー通貨ペアは要注意

あまり取引量の多くない通貨をマイナー通貨と呼びます。現在FXで取引できるものだと、南アランドやトルコリラ、メキシコペソなどがあります。

マイナー通貨は高金利である事が多く魅力的に見えてしまうのですが、値動きが不安定で、戦争やテロなどの地政学リスクにも注意が必要です。

例えばトルコリラ円は高金利で人気がある通貨ペアなのですが、2014年を境に下げ相場が続いています。

下記はトルコ政策金利推移の画像です。2014年1月に10%になりましたが、同年7月8.25%から上がっていません。

このまま金利が上がらない場合、更なる下げ相場が続く可能性もあります。

下げ相場が続く限り、得られるスワップポイント以上に為替差損を抱えてしまうリスクが高いです。

スワップ目的の投資方法は、その点に注意が必要です。

ハイリスクである分、もちろんハイリターンを狙うことができます。自分が納得した上で勝算があると判断したなら取引してみるのも良いかもしれませんね。

>>そのほかの通貨ペアの特徴をチェック

FXのリスクを理解しておこう

FXはいいことばかりではありません。

リスクを理解した上で、リスク回避のための作戦を考えることができるようになります。

むしろ、リスクを理解することがFXで勝つための一番重要な要素だとも言えます。少しややこしくなるかもしれませんが、しっかりと読み込んで理解してくださいね。

為替変動のリスク

為替レートが不利な方向へ動いてしまうリスクです。

基本的には、経済指標や金融政策などで動きます。短期的には大口の買いや売りが入って動いたり、中央銀行総裁などの要人発言で動いたりします。上記の要因は多少のブレはあっても市場の想定内であるので、大きな動きにはなりにくいです。

気をつけておいた方が良いのは、数年に1回程度起こる想定外の要因です。

  • 市場介入
  • 国際紛争
  • 大規模災害
  • ○○ショック

というようなことが起こると普段では考えられない値動きが起こります。

近年では、スイスフランショックやトランプ当選でかなり相場が荒れました。

金利変動のリスク

各国の政策金利が変更されてしまうリスクです。特にスワップ狙いのトレードを考えている人には最重要です。

現在アメリカの金利は日本より高く、仮にドル円を10万ドル保有すると年間21万円程度のスワップ収入が見込めるのですが、日米の金利差は常に一定ではなく逆転してしまう可能性も十分あります。

スワップ狙いで持ったはずのポジションが、気づいたらスワップを支払う状況になっていたということにならないよう注意しましょう。

レバレッジリスク

レバレッジをかけすぎて大きく損失を出してしまうリスクです。

レバレッジは利益も損失も大きくする諸刃の剣です。大きな利益を狙いたくなる気持ちはよく分かるのですが、レバレッジを大きくかけた時は大抵冷静さを保てていないので、あまり良くない結果を招きがちです。

投資に重要なことは大きく負けない事です。

世界的な投資家ジョージ・ソロスも「まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ」と言っています。

自分が冷静でいられるレバレッジで取引しましょう。

ロスカットリスク

含み損が大きく膨らんで、強制決済されるリスクです。

含み損が小さいうちに自分で決済注文を入れて行うロスカットもありますが、ここではシステムによる強制決済を指します。

ロスカットが適用されるのは、あらかじめ設定された証拠金維持率を下回った時です。証拠金維持率とは実際に取引している金額に対する証拠金残高の割合です。
硬水
多くの業者で証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが行われます。

自分でロスカット水準を設定できる業者もあるぜ。

流動性のリスク

取引したい時に売買が成立しないリスクです。

為替市場は他の金融商品に比べて流動性が高く、よほどの緊急事態でないかぎり売買は成立します。

しかし売買不成立まではいかずとも、スプレッドが大きく開く事はしばしば起こります。

重要な経済指標発表前後や要人発言前後には普段よりスプレッドが開き、思ったような取引が出来なくなります。

スリッページ

注文した価格と約定した価格がずれてしまうリスクです。

FXでは注文を出してから、約定するまでのコンマ数秒の間にレートが動いてしまい、自分の意図しない価格で約定してしまうということが起こります。

スリッページは不利な方向だけでなく、有利な方向へ発生することもあります。それでも不確定要素が増えると成績は安定しなくなるので、スリッページは発生しない方が望ましいと言えます。

スリッページは業者の約定力に依存するので、スリッページを避けたい人は約定力の高い業者を選ぶ必要があります。

リスクを知る事で得られる事

FXではたくさんのリスクと上手く付き合っていく必要があります。

特に初心者の方では、価格変動リスクだけしか見えていない人も多いと感じます。重要なのはリスクとリターンのバランスです。

手法によって取っているリスクの種類や大きさは変わってきます。自分が取っているリスクを正確に把握して、それに見合ったリターンが期待できるトレードを継続していくことで長期的に良い成績を出すことができます。

過度にリスクを恐れて委縮したトレードをすると利益も損失も小さい効率の悪いトレードになってしまうこともあるよ。
逆にリスクを取り過ぎたトレードをすると1回の負けで全てを失う一発退場型トレードになるから注意な!

ロスカット、損切りの重要性

投資において、損切りは最重要とも言われます。FXの営業日は年間約260日あります。

仮に毎日1回取引すると取引回数は約260回、1週間に1回程度の取引でも年間取引回数は50回を超えます。

トップランクの勝ち組トレーダーであっても、為替トレードで50連勝をするトレーダーはほぼいません。つまり、勝ち負けを繰り返してトータルで利益を目指すことになります。

損切りには、自分で決済注文を出して行うものと、証拠金維持率が一定水準を下回った場合のシステムによる強制ロスカットがあります。

損切りに重要なことは、出来る限り浅いうちに切ること。

自分で行う迅速な損切りは積極的な戦略と言えますが、システムによる強制ロスカットまで保有することは望ましい事ではありません。

初心者が基準にするべき初期投資額はどれくらい?

FXトレードの基本が理解できたら、次はどのように投資していくかを考えてみましょう。

FXは投資資金が多ければ多いほど、利益が大きくなります。また、その逆に投資金が大きければ損も大きくなってしまいます。

そこで、ここからは初心者にとって基準となる初期投資額について現実的な面から見ていきます。

必要証拠金とは?

FXでは、担保になる証拠金を預け入れて取引を行います。

各通貨ペアの取引をするために拘束される証拠金を必要証拠金と呼び、現在レバレッジ25倍が主流なので取引額の4%が拘束されます。

例えば、ドル円1万ドルを取引するには約5万円、ポンド円を1万ポンド取引するには約6万円をあらかじめ預け入れておく必要があります。

ただし、2017年末から金融庁によるレバレッジ規制が検討されており、25倍から10倍になる可能性があります。

もしそうなったら必要な証拠金は2.5倍になります。

少額で取引したい。最低どれくらいで取引できる?

多くの業者は、1万通貨単位もしくは1,000通貨単位での取引となっていますが

マネーパートナーズ:100通貨単位
SBIFXトレード:1通貨単位での取引

ができます。

ドル円であれば、100ドルの取引に必要なのは約500円、1ドルであれば5円で取引をすることが可能です。

もともとレートの低い通貨ペアを選べば、少額であっても取引を行うことができます。

  • 1000豪ドル・・・3500円
  • 1000ランド・・・400円

でトレードを行うことができます。

結局いくらあれば取引できるの?

最低数十円から取引が可能とは言え、実際はもう少し多い金額を用意する必要があります。

仮にドル円をメインに取引するとして、2つほど具体例を挙げておきます。

1.なるべく少額で始めたいケース

最小単位で取引できるSBIFXトレードを利用します。口座開設維持には手数料等がかからないので、純粋に取引に使う証拠金だけを準備します。

1ドルで5円の証拠金があれば取引出来ますが、レバレッジ15倍程度で運用するには1ドルあたり8円、低調なスタートになってしまうことを想定すると50回分ほどの証拠金は入れておきたいです。

以上を踏まえると、50回分の取引証拠金400円+損失引当金100円の約500円から始めるのが、現実的な最小金額でのスタートです。

2.千通貨単位の取引を行う一般的なケース

こちらの場合も一般的な業者は口座開設維持にコストはかからないので、取引に使う証拠金だけを準備すれば良いです。

基本的な考え方は上と変わらず、取引通貨単位だけが千倍になるので、準備する金額も千倍にすれば十分な取引ができます。

つまり50万円程度から始めるのが現実的です。

知っておきたいFXトレード方法の基本

一口にFXと言っても、そのトレード方法は多種多様です。しかし、基本的には短期トレードと長期トレードに分類されます。

ここからは、短期トレードと長期トレードそれぞれの基本的な特徴をまとめていきます。

大切なことは、どのトレードが自分のスタイルに合っているかということです。どのトレードが利益が出やすいか、という視点で見ると痛い目にあう可能性があるので注意してくださいね。

短期トレード

FXでは、長期保有のトレーダーよりも数秒から数日程度で取引を行う短期トレードを行うトレーダーが多いです。さらに短期トレードの中でも

と3つに分けられ、それぞれに必要なスキルが異なります。

スキャルピング

新規注文から決済まで数秒で完結させる超短期トレード。

完全にプライスアクションのみを追って利益を上げる手法で、厳格にルールを守る機械のような正確さが必要とされます。

デイトレード

新規注文を出して、その日のうちに決済する手法です。

テクニカル分析やファンダメンタル分析をバランス良く取り入れて手法を構築します。細かな動きを狙うことも、大きな流れに乗ることも可能で、幅広い方法が考えらます。

スイングトレード

数日から数週間単位の取引を行う手法です。

発想はデイトレードに似ていますが、時間軸を長くとることでチャートにノイズが出にくいと考えられます。逆にファンダメンタル面では突発的な事が起こるリスクが高くなります。

長期投資

数カ月から数年単位でポジションを保有する手法です。

ファンダメンタル派の人とスワップ狙い派の人がいて、両派の考え方は大いに異なりますが、共通するのはチャートをほとんど見ない人が多いことです。

勝ちを狙いに行く!具体的なトレードスタイルで紹介

FXにはたくさんの手法がありますが、王道と言われるのは「トレンドフォロー」です。

細かい技術はいろいろあるのですが、基本的な考え方は相場の流れに素直に乗ろうということです。

トレンドフォローを心がければ、上がっている相場に買いで参戦、下がっている相場に売りで参戦が基本。下の画像は上昇トレンドの画像です。急激なトレンドではなく、ゆっくりなだらかなラインがおすすめです。

多くの投資家は逆の取引をして退場していきます。それにはいくつか理由があります。

まず為替相場は「9割レンジ1割トレンド」と言われていて、トレンドフォロー手法はチャンスが少ないです。

また、どうしても「安く買いたい、高く売りたい」と思ってしまうので、値上がりしたレートを見ると高く感じてしまい心理的に買いを入れ難い、値下がりした時も同様に売りを入れ難いといった状況になってしまいます。

結果として、トレンドフォローの逆を行うトレーダーは数多く、短期的には多少の利益を上げても1回のトレンドで全てを失ってしまうという話は枚挙にいとまがないです。

レンジ相場を狙って上手く利益を出す人もいますが、初心者の方は王道であるトレンドフォローから始めるのが良いのではないでしょうか。

初心者向けの業者の選び方

FXを行う上で業者選びは大切です。自分の手法に合った業者を選び、有利に取引しましょう。とは言っても、初心者の方で確固たる手法を持っている人はいないはずです。

なので、初心者の方がはじめに口座を開設するならば、何かに特化しているタイプの業者ではなく、弱点が少なく総合力の高い業者から始めるのがお勧めです。

経験を積むうちに自分の手法が出来上がっていき、業者に求めるものが自然と見えてくるようになります。

「良い業者」を探すより「悪くない業者」で練習するという感覚で良いのではないでしょうか。

>>自分にあった業者をみつけよう!

初心者向けのおすすめ業者3選

初心者におすすめしたい総合力の高い業者を紹介します。
注目したいポイントは

  • スプレッド
  • スワップ
  • 情報提供の量
  • 取引ツールの使い勝手

です。自分のスタイルや条件を満たした、弱点の少ない業者を選んでください。

DMMFX

メリット デメリット
・低スプレッド、高機能な取引ツール、高い約定力で有利にトレード
・国内口座数1位 ※2018年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ(2018年1月口座数調査報告書)
・キャンペーンが充実しており、新規口座開設はお得
・スワップはそれほど高くない
・情報量は少なめ
非常にバランスが良い業者で、どんなトレードをするにも文句なしです。サポートも手厚く平日24時間受け付けてくれるので、初心者にも安心です。

GMOクリック証券

メリット デメリット
・スプレッド、スワップ、会社の安全性は業界トップクラス
・評価の高い取引ツール
・情報量は少なめ
取引条件については非常に優れており、低コストでトレードができます。取引ツールの評価が非常に高く、1度は使ってみる価値ありです。

外為どっとコム

メリット デメリット
・スプレッドは業界最狭水準
・情報量が多い
・約定力が低め
・ツールの評価はイマイチ
スプレッドが狭いので短期トレードが有利にできます。ただし、約定力が高いわけではないのでスキャルピングには向きません。デイトレードやスイングトレードに適しています。

 

口座開設までの手順

ここで具体的にDMMFXの口座開設の手順を示しておきます。意外と簡単で拍子抜けするかもしれません。

口座開設までにやることはたった2つです。まずはDMMFXのホームページから「口座開設」をクリックします。

各種文章を読んで同意ボタン→住所などの個人情報記入→アンケート回答→送信

次に本人確認書類とマイナンバー確認書類を送付します。郵送やFAXでもできますが、アップロードするかメール添付が手軽で良いのではないでしょうか。

数日後に書類が届き、IDとパスワードが入っているので、それを使ってログインすれば取引可能です。

初心者が陥る失敗4大パターン

最後に初心者がよくやってしまう失敗を分析していきましょう。

多くの人がFXトレードを始めてすぐに大きな損を出しています。それはなぜでしょうか?

ここまで基本的な知識や心構え、トレードの基本を見てきました。

ここからさらに、よくある失敗パターンを分析することで、大きな損を避けることができます。

FXで勝ちたいなら、この失敗パターンに陥ってはいけません。解決策もお伝えするので参考にしてみてください。

1.常にポジションを持っていたくなる(ポジポジ病)

ポジポジ病を患っているFXトレーダーは非常に多いです。ポジポジ病とは、常にポジションを持っていないと不安になり、安易なエントリーを繰り返してしまう事です。

厄介なことに、安易なエントリーでもちょくちょく勝ててしまうので、良くないと思いながらも、なかなか治せないトレーダーが多くいます。

「明日からは絶対に安易なエントリーはしない」と決めた次の日にやってしまう再発率最高クラスの病です。

ポジポジ病の解決策

解決策は基本的に

  • 強い意志でやめる
  • 受け入れて小さいロットで取引する

の2つです。まずはトレード日記などをつけて検証してみましょう。

すぐに分かるのですが、ポジポジ病の取引がトータルで良い成績になっていることはあまり無いです。

その数字から不毛さを実感してもらい、やめる決意を強く持ってもらうのが1番です。それでもやめられないと言う時は、1通貨単位で取引できるSBIFXトレードを利用しましょう。

取引量を小さく抑えて、遊びと割り切ってしまいましょう。

2.証拠金維持率が低いトレードをしているなら要注意(高レバレッジ)

初心者の方だと、レバレッジの設定を上手く出来ていない人も多く見られます。

レバレッジが高いことが一概に悪いとは言えないのですが、エントリーを複数回行うような手法を取る場合レバレッジが高くなっていると少しの相場変動で身動きが取れなくなり、当初の予定から外れてしまいます。他にもスワップ狙いのはずが、相場変動に耐えられずに強制ロスカットになる危険性などもあります。

高レバレッジトレードの解決策

解決策としては、3~4倍あたりの抑え過ぎくらいの低レバレッジから始めることです。

適切なレバレッジについては、手法や通貨ペアによって違ってきますし、どうしても感覚的に掴まなければいけない面もあるので、最初の数カ月は練習期間として低レバレッジ運用をお勧めします。

3.いつか戻る(上がる)は危険

FXで退場してしまう人の多くは、「こつこつドカン」のタイプです。

たしかに為替相場では、いったん上や下に動いてもまた戻ってくるような動きが多く見られます。

そのため含み損を抱えても、ナンピンしながら待っているとプラスで決済できることが多くなります。そうやってナンピンしながら小さな利益をこつこつ重ねていき、大きめのトレンドが来たときに資金力が追付かずドカンと負けてしまうのです。

こつこつドカンの解決策

解決策は「潔い損切り」です。こつこつドカンタイプの人は損切りができない人です。

損切りの必要性は世界中で言われている事であり、疑う余地はありません。たった1回の負けで全てを失うような運用スタイルにならないために、損切りを覚えてからトレードを始めましょう。

4.FXの知識や情報を得よう(増やそう、勉強しよう)としない。

何十人かに1人くらいは、ものすごく調子の良いスタートを切る人がいます。

大抵の場合は、たまたまその時の相場環境と手法がマッチしていただけなのですが、本人が相場を甘く見てしまい学びを止めてしまう事があります。言うまでもないことですが、ものの数カ月後に痛い目を見る事になる場合が多いです。

解決策

解決策と言うほどでも無いですが、「必勝法は無い」と強く肝に銘じておくことです。

数週間単位で勝ち続けていた手法が、次の日からいきなり全然使えなくなってしまう事などは日常茶飯事です。日々変わっていく相場と真摯に謙虚に向き合っていきましょう。

まとめ

初心者の方がFXを始めるための必要情報を紹介しました。

まとめてみると、

  • FXの仕組み
  • トレードの心構え
  • 知っておくべきリスク
  • トレードスタイルの分類
  • 初心者に使いやすい業者
  • 陥りがちな失敗例

ポイントが多いので大変かもしれませんが、1つ1つをしっかり理解すれば為替相場で上手に立ち回れるようになってきます。

特にFXでは、たくさんの人が同じパターンで失敗しているので、陥りがちな失敗例を避けるだけでも相場で生き残れる確率が格段に上がります。

「FXで安定して勝ちたい」
「FXを始めたいけど少し怖い」

そんな方は、是非この記事を参考にリスクと「失敗パターン」については何度も繰り返し読んで、上手に負けて、結果的に大きく勝てるトレーダーを目指してください。

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