ファンダメンタルズ分析のメリット・デメリットは?中長期の相場予測がしやすい!

ファンダメンタルズ分析の活用方法はご存じですか?

テクニカル分析では気づけない相場展開も察知でき、中長期の動向予測がしやすくなります。

しかし、

「具体的なメリットは?」
「テクニカル分析と何が違うの?」

など、疑問を持っている方も多いことでしょう。

そこで今回は、ファンダメンタルズ分析の特徴やメリット・デメリットなどについて紹介しています。

この記事をご覧いただくことで、ファンダメンタルズ分析への理解が深まり、精度の高い分析・予測ができるようになりますので、参考にしてください。

ファンダメンタルとは

ファンダメンタルズ分析とは、経済指標や金融政策、世界情勢などをもとに今後の為替相場の動きを分析する手法です。

チャートの値動きから今後の展開を予測するテクニカル分析とは違い、ファンダメンタルズ分析では情報をもとに予測します。

ただし、同じファンダメンタルズ分析でも、株式とFXでは微妙に指す内容が異なりますので注意が必要です。

株式 企業の置かれた事業環境や状況から株価の水準を判断
FX 経済指標、金融政策、要人発言などで為替が変動する、通貨のバランスを分析

ファンダメンタル分析のメリット

ファンダメンタルズ分析のメリットを知ることで、テクニカル分析との使い分けや自分の投資スタイルに合った使い方ができるようになります。

ここでは、ファンダメンタルズ分析の3つのメリットについて見ていきましょう。

1.リスク回避

ファンダメンタルズ分析のメリットの1つが、リスク回避できることです。

各国の重要経済指標や要人発言、地政学リスクなど、チャート上からは予測できない突発的な変化をファンダメンタルズ分析であれば掴むことができます。

  • アメリカの雇用統計が予想外に悪かった
  • 市場の予想に反して利上げ/利下げがおこなわれた
  • 急激に地政学リスクが高まった
  • 米中の関係性が悪くなり緊張が高まった
  • トランプ大統領が日本の貿易・為替について発言した

など、テクニカル分析ではわからない情勢の変化を掴み、大幅な為替変動などリスクに対して迅速に対処することが可能です。

ファンダメンタルズ分析によってリスク回避することで、大きな損失を負うことを防げます。

2.中長期の予測がしやすい

ファンダメンタルズ分析の良い点は、中長期の展望が見えやすいところです。

各国の経済状況や情勢などをもとに分析するため、短期というよりも中長期の分析に向いています。

たとえば、ブレクジットが起きるのであれば今しばらくはユーロ安になる可能性が高いと予測することが可能です。米中貿易摩擦が悪化すれば、人民元安が続いていくことも予測できます。

ファンダメンタルズ分析は、国・為替のパワーバランスを把握しやすいため、おおよその今後の展開を予測しやすいのです。

3. 経済指標発表に備えられる

ファンダメンタルズ分析のメリットとして、重要な経済指標の発表に備えられることがあります。

  • 雇用統計
  • 消費者物価指数
  • 小売売上高
  • 製造業景気指数

など、他にもさまざまな重要経済指標があり、これらの指標は相場に大きな影響を与える可能性が高いです。

これらの指標結果を知らないと、なぜ急に上昇・下落したのかわからず、適切な対応ができなくなります。

ファンダメンタルズ分析により、重要経済指標を認知していれば発表前にポジションを解消するなど相場変動に備えることが可能です。

また、発表後の値動きを狙うなど戦略も立てやすくなります。

ファンダメンタル分析のデメリット

ファンダメンタルズ分析には、メリットだけでなくデメリットもあります。

どちらも理解をしておくことで、分析精度や売買判断の向上を図ることが可能です。

ここでは、ファンダメンタルズ分析の4つのデメリットについて見ていきましょう。

1.正確な情報とは限らない

ファンダメンタルズ分析のデメリットの1つが、すべての情報が正確だとは限らない点です。

ニュースで報道される内容の中には、多くの人を介した情報もあるため、事実と異なることもあります。

また、同じ情報でも、さまざまな立場の人が発信することで、微妙にニュアンスが変わるものです。

すべてが1次情報であればわかりやすいですが、記者やライター、各メディアの捉え方・報道の仕方によっても変わるため、100%正確な情報とは限らないことを念頭に置いておきましょう。

すべての情報を信じてしまうと大きな痛手を負う可能性があります。

情報の精度を確かめるため、信頼できる情報源を見つけるか、多くの情報を確認して総合的に判断するようにしましょう。

2.為替レートの動きの判断

為替相場は、さまざまな要因が複雑に絡み合い変動しています。

そのため、1つの経済指標や要人発言、情勢変化によって相場がどのように動くのか判断するのは簡単なことではありません。

アメリカの雇用統計が良かったからといって、必ずしもドル高円安に動くとは限りませんし、地政学リスクが高まることで必ず円高になるわけでもありません。

「●●が起きたら必ず相場は上昇/下落する」という決まりがあるわけではないため、複合的な要因を紐解き、総合的に判断する必要があります。

そのためにも、日頃から多くの情報を入手し、為替相場のパワーバランスを掴んでおくことが大事です。

3.既に相場に織り込み済みの場合もある

経済指標や国の政策など、既に市場は織り込み済みの場合があるため注意が必要です。

重要経済指標の結果が良くても、市場では結果が良いことを見越して既に売買され相場に反映されているケースもあります。

重要な指標や政策であっても、織り込み済みであれば発表後に相場が動くことは限定的です。

どのあたりまで織り込み済みになっているのか、考えながら売買判断に取り入れる必要があります。

4.エントリーポイントは探りづらい

ファンダメンタルズ分析によって、今後の展開を予測したとしても、具体的にどのタイミングでエントリーすべきかは判断しづらいです。

テクニカル分析のように「●●が▲▲になったら買い/売り」という基準がないため、1時間後に買うべきなのか、それとも1日置いた方がいいのか、エントリータイミングは経験やテクニカル分析から判断せざるを得ません。

ファンダメンタル分析の重要性と活用方法

実例をもとにファンダメンタルズ分析の重要性と活用方法について見ていきましょう。

テクニカル分析では気づけない相場展開をいち早く察知できます。

アメリカの制裁表明により大幅下落

たとえば、2019年8月1日に、トランプ米大統領は、レアアースなど一部を除きほぼすべての中国製品に関税を課することになる対中制裁第4弾の発動を表明しました。

約3,000億ドル分(約33兆円)が制裁対象で関税率は10%、発動日は9月1日です。

制裁の表明によって、FRBが利下げを発表して1ドル=109円台まで回復していた米ドル円相場は、107円台まで下落しました。

ファンダメンタル分析

その後、中国がアメリカへの対抗措置を示唆する報道があると、さらに下落して1ドル=106円台となっています。

事前に察知しリスク回避、もしくは判明直後に手を打つ

上記のような場合、唐突に発表されたこともあり、テクニカル分析で下落を予測することは難しいです。

ファンダメンタルズ分析であれば、米中貿易摩擦が悪化すれば相場が下落することは容易に想像できるため、トランプ大統領が表明した直後にでもポジションを決済するなどしてリスク回避ができます。

状況が悪化しそうなニュース等を事前にチェックできていれば1番良いですが、そうでない場合は、重要な事が発表された直後に手を打つことが大事です。

まとめ

今回は、ファンダメンタルズ分析の特徴やメリット・デメリットなどについて紹介いたしました。

最後にもう1度大事なポイントをまとめると、以下の3点が挙げられます。

  • ファンダメンタルズ分析は経済指標や政策などをもとに今後の展望を予測する
  • 情報の精度や売買タイミングの精査は必要
  • テクニカル分析と組み合わせることでより多角的な支店で分析ができる

まずは、実際にエントリーせず、ニュース等の情報を見ながらファンダメンタルズ分析の練習をしてみるといいでしょう。

07 8月 2019

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