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さ行のFX用語まとめ

「さ」から始まるFX用語

「さ」から始まるFX用語について説明します。

サブプライムローン

サブプライムローンとは、米国の住宅ローンの一種で、信用度の低い人を対象とした住宅ローンのことをいいます。審査基準が緩い代わりに、最初の数年間は金利は低く設定されていますが、全借入期間を通じた金利は高くなります。

米国では、通常の審査を通り通常の融資を受けられる人たちは「プライム層」、審査が通らない人たちは「サブ・プライム層」と呼ばれ、それぞれに対する貸付を「プライム・ローン」、「サブ・プライム・ローン」と呼んでいます。

サポート

サポートとは、相場がその水準を維持して、それ以上下落しないと思われるポイントのことで、サポートラインや支持線とも呼ばれています。サポートは特にテクニカル分析で使う専門用語です。(⇔レジスタンス・抵抗線)。
株や為替相場のチャート上の安値に引いた水平線で、もしサポートラインを下回る場合は、その後さらに相場を下げる可能性が出てきます。つまり、サポートラインはひとつの売買のタイミングになるとも言えます。

サポートライン

サポートラインとは、チャート分析などのテクニカル分析において、過去にその水準で為替レートが下げ止まった何点かの地点(「下値」・「底値」)を結んだ線をサポート・ラインといいます。価格支持線ともいいます。
市場参加者の多くは相場がその水準を維持して、それ以上は下落しないという認識を持ちやすいため、実際の相場では逆にサポート・ラインを割り込むと、多くの市場参加者の損切り(ストップ・ロス)を誘発して、さらに大きく急落することもよくあります。

サムライ・ボンド

サムライ・ボンドとは、円建ての外国債券のことをいいます。国際機関や外国政府、法人が日本国内で発行する円貨表示の債権がサムライ・ボンドに当たります。

利払い、償還とも円貨建てで行われ、為替リスクがありません。日本は世界中の債券市場の中でも数日間で巨額の資金を調達できる数少ない市場のひとつであることと、低金利であることが海外からの投資の大きな魅力となっています。

さや

さやとは、売値と買値の差、あるいは、ある商品の市場による価格の差のことをいいます。「利ざや」などともいいます。

また、FXにおいてはスプレッドと呼ばれることが多いです。「さや取り」とは、これらの価格差を利用した売買により利益を取ることをいいます。逆に本来あるべき価格差が逆転してしまい、損失を出してしまう場合を「逆ざや」と呼びます。

財政投融資

財政投融資とは、政府が国債(財投債)の発行により金融市場から調達した資金などを財源として、民間では困難な大規模、超長期プロジェクトの実施や、民間金融では困難な長期資金の供給を可能とするための投融資活動のことをいいます。

財政投融資は資源配分の調整機能と経済の安定化機能を果たしています。地方公共団体が最も多く投融資を受けていて、主な使い道は各地のインフラ整備や中小企業の振興に充てられています。

裁定為替

裁定為替とは、資金を他国に送る場合や、第三国を通じて送金する為替の事を指しますが、国際通貨基金(IMF)では、米ドルを基準として指定受領通貨の平価を定めているために外国為替はこの米ドルを基準として米ドル以外の外国通貨の米ドルに対する市場実勢により裁定相場が建てられています。

裁定相場

裁定相場とは、市場で実際に取引が行われた相場ではなく、共通の通貨に対する為替相場から、2つの通貨の為替相場を計算して求めたものをいいます。つまり、基準為替相場(日本では米ドルの相場)とクロスレートから計算された為替相場のことです。

裁定取引

裁定取引とは、市場間の価格差を利用して利益をあげる行為をいいます。アービトラージともいいます。

歳入

歳入とは、一会計年度における全ての収入を歳入という。収入とは、国のさまざまな需要を満たすための支払財源となるべき現金の収納を指します。歳出に充てることができない入札保証金や契約保証金や、物件の取得などは歳入には当たりません。また一切の支出を歳出といい、歳入・歳出の収支については、地方自治体法により収支均衡を義務付けられ、赤字予算・決算は認められず、赤字決算の場合は補填することが定められています。

最良価格指値注文

最良価格指値注文とは、価格を指定せずに注文を行い、注文受付時の対当する最良価格で約定する注文方法のことです。

最良指値注文をした場合、最良の価格でのみ約定し注文枚数に足りないときは「そのままその価格に注文として残る(FAS条件;参考FAS注文)」か、「足りない枚数分の注文がキャンセルされる(FAK条件:参考FAK注文)」か、「全部キャンセルされる(FOK条件:参考FOK注文)」かの3つのうちのいずれかの処理が行われます。

最良執行方針

最良執行方針とは、金融商品取引法第40条の2第1項で規定された、証券会社が負う義務の一つで、証券会社は顧客の注文を顧客にとって最良の取引の条件で執行するための方針および方法を定めたものです。

材料

材料とは、相場の変動原因や変動要因となるデータや出来事などを材料といいます。そのうち、相場が上昇する要因のことを好材料といいます。逆に相場が下落する要因は悪材料といわれます。

外国為替相場の場合、各国の経済指標、金利、株価、紛争、国際紛争、要人発言、自然災害などが材料となりますが、好材料となるか悪材料となるかはその時々の相場環境に影響されます。

先物オプション

先物オプションとは、原資産が先物契約であるオプションのことです。原資産が、実際の株式やインデックスなどの場合、現物オプションと呼ばれるが、それに対峙した言葉です。

先物為替

先物為替とは英語では「Forward Rate(フォワード・レート)」と呼ばれるもので、あらかじめ決められた期間後にあらかじめ決められた為替レートで外国為替を行う取引です。取引日から3営業日以降の決められた日に通貨の受け渡しが行われるレートで、5年先までの先物為替が市場に建っていますが、通常は1年までの取り引きがほとんどです。

先物市場

先物市場とは、将来に受け渡す予定の商品を、現時点で予測される価格で売買契約する仕組みのことをいいます。日本で先物取引と呼べば慣例的に商品先物を指します。例えばトウモロコシなどの農産物や石油や金などの鉱工業材料があります。

先渡取引

先渡取引とは、将来の決められた時点の価格を現時点で約定する取引を行うことをいいます。「フォワード取引」ともいいます。

先渡取引と先物取引はかなり似ていますが、先渡取引は商品の種類、数量、受渡しの時期、売買の場所などの条件をすべて売買当事者間で定める相対の取り引きになります。また、先渡取引は期限日に現物を渡すことが原則となっているところが先物取引との相違点です。

差金決済

差金決済とは、現金の受け渡しをせずに反対売買の差金のみで決済することをいいます。

例えば証拠金を預託して直接原資産の買い付けを行わないFX取引や先物取引などは差金決済が行われています。ただし、株式投資(現物株投資)の場合は差金決済を行うことは禁止されているので注意しましょう。

指成注文

指成注文とは、注文当初に時間制限を設定して発注する指値注文のことです。指定した期限までに約定していない残りの注文は、自動的に成行注文に変更して発注されます。

指成注文は、レートが有利な指値条件に達することを予想しながらできるだけ当日中に約定させたいという戦略を考えている際に使い勝手のいい注文方法です。

指値注文

指値注文とは、売買をする為にレートの値段を指定して行う注文方法のことです。「米ドル/日本円が91円/ドルになったら買いもしくは売り」というように注文し、指値に達した際に売買が成立します。買いの場合は指値以下、 売りでは指値以上で取引成立となります。

ただし、指値より1円でも高ければ買えませんし、1円でも安ければ売れませんから、自分の希望通りの価格で売買することができるとはいえ、わずかな価格差で売買できなかったり、値動きが激しいと売買が成立しにくいというデメリットもあります。指値注文の反対語は逆指値注文ではなく、成行注文です。

「し」から始まるFX用語

「し」から始まるFX用語について説明します。

シカゴ筋

シカゴ筋とは、外国為替市場で現物を取引している人たちに対して、シカゴの先物市場(CME、シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)で通貨先物取引をしている人たちのことを、シカゴ筋と呼びます。
CMEは、世界最大級の取引所でもあり、シカゴ筋の動きは、円ドル相場をはじめ、世界の為替レートに大きな影響を与ぼすとされています。

時価評価

時価評価とは、その時々の市場価格で評価することをいいます。今までは、金融商品や土地は買ったときの値段(=原価主義)で企業の財政状態を示す貸借対照表に記載されてきました。

そのためそれらは評価額が購入時の金額より下がっても帳簿上に表れていませんでした。これが、健全性の向上などの理由で1997年(平成9年)から時価を基準にして評価をすることになったのです。

ただし、時価は変動が大きかったり、報告の時点でも常に変動していますから、短期的な変動を平均化した数理的時価と呼ばれるものを利用して記載するのが一般的です。

自己資本比率

自己資本比率とは、総資本に対する自己資本の割合のことをいいます。総資本とは会社が借入金や未払金などの「負債」と、株主が出資した資本金や過去の利益の蓄積などの「資本」を合算したものです。

自己資本比率からFX業者の財務の健全性を見極めることが可能です。「金融商品取引法第46条の6 第1項 金融商品取引業等に関する内閣府令第179条」ではFX業者においては自己資本規制比率が120%以上であることが義務化され、140%を切った段階で金融庁への説明義務が発生します。ですので、140%よりも数値が高ければ高いほど安心の業者と言えます。

支持線

支持線とは、チャート分析において、過去に示現した複数の安値を直線でつないだもので、下値支持線(サポート)ともいいます。

ローソク足などの安値を結んだ線はほぼ水平になっていたり、上昇もしくは下降のトレンド線となっています。

支持線は、短期中期の安値の目安とされ、この線を下回ってくる場合には、その相場は新たな局面に入った可能性が高くなってきます(必ずしもそうであるとは言い切れませんが)。逆に高値(上値)を同様に結んだ線は抵抗線と呼ばれています。

市場金利

市場金利とは、金融機関同士がお金の貸し借りをするときに適用される金利です。中央銀行以外の金融機関によって一般市場で適用される、市場の資金需給を反映した金利でもあるので、市中金利とも呼ばれます。日本ではコールレートや東京銀行間取引金利など様々な種類が存在します。

ここからコストやスプレッドなどが勘案されて預金や融資などのレートが決定されています。一般的に市場金利いうと、1年以内の短期金利を意味することが多いのですが、スワップ金利や国債の利回りなどの長期金利を指す場合もあるので注意です。

市場リスク

市場リスクとは、マーケットリスクとも呼ばれ、為替相場や株価といった市場における相場の変動にともなうリスクです。市場において金利や為替、株式などの市場価格の変動でポートフォリオ(保有資産)の評価額が常に変動する状況が続ので、場合によっては損失が出る可能性があるために、それがリスクとなります。

市場リスクを分散するには性格の異なる市場に分散投資をすることが基本的な手法となっています。市場リスクは狭い意味では、金融機関や金融先物業者(FX会社など)が自己資金で行うディーリングにおけるリスクを指します。

市中金利

市中金利とは、市場金利とも呼ばれ、公定歩合に対し、市場で決められる金利のことで、民間金融機関が用いる、短期金融市場や長期国債市場での資金の貸し借りのレートや、預金金利・貸出金利のことをいいます。

具体的には金融機関の手形割引歩合、証書貸付金利、金融機関同士で貸借するコール資金の金利などです。市中金利の高低は金融市場の繁閑を示す有力な尺度となります。

実現損益

実現損益は、確定損益とも呼ばれ、保有しているポジションを決済したり、売却した際に発生する損益を指します。実現損益の反対は評価損益です。実際にポジションを決済して利益になった場合を「実現益」といい、損失となった場合を「実現損」といいます。

資産運用においては、ポジション 保有中は評価損益で管理し、売却・決済した際の実現損益が成績となります。ですので、評価損益で利益が出ているものをいかに実現損益にできるかが売買の決心のポイントとなるわけです。

実効為替レート

実効為替レートとは、主要輸出相手国通貨に対する為替相場を、その当該国・地域の物価指数で実質化したうえ、通関輸出金額で加重平均したものです。

円の実効為替レートを計算する場合には、円の対ドルレート、対ユーロレートといった各レートの基準時を100とした指数で表し、それに貿易ウェイトを乗じて平均します。為替レートが輸出入に与える影響を分析する際などに用いられます。この実効為替レートはIMFの国際金融統計や米国、日本、英国、欧州などの中央銀行が公表しています。

実質為替レート

実質為替レートとは、二国間の通貨の交換レートである為替レートを、両国の物価指数の比で割った値をいいます。購買力の変化によって生じる為替レートの変動部分を調整したものです。

対ドルの実質円レートは、N時点の円レート×(基準時を100としたN時点の米国の物価指数÷基準時を100としたN時点の日本の物価指数)で求められます。

実質金利

実質金利とは、名目金利を物価上昇率で割り引いた金利のことをいいます。物価の影響も考慮に入れた実際の金利のことをいいます。実質金利は、通常プラスになっているはずですが、もしマイナス(物価上昇率が名目金利よりも高い状態)になると、預金などが利息で増えるよりも物の値段の上昇が速いため、現金の価値が実質的に目減りしてしまい、預金者にとって不利になります。

しかし、低金利での借り入れなど、債務者にとっては有利な状況になって、投資や消費が促進される一因にもなります。実質金利がマイナスになる理由の多くは、インフレ率の上昇に対し、利上げが追いついていないことが挙げられます。

ただし、インフレの際は金利が高くても物価上昇率が上回ることで実質金利がマイナスになることもありますし、逆に超低金利では物価の値下がりの影響で実質金利は低くないこともあります。つまり、実質金利は数字の高低だけではなく、総合的に判断することが不可欠です。

実質GDP

実質GDPとは、国内総生産から物価の変動による影響を取り除き、その年に生産された財の本当の価値を算出したものです。価格の影響を取り除く前のものを名目GDPといい、その年に生産されたそれぞれの財の数量に市場価格を掛け合わせた価値を合計したものです。

GDPの中でも経済成長の実情を表しているのは実質GDPです。名目GDPは生産した財の合計のため、価格が増えたからといっても経済規模が拡大したとは判別がつきません。そこで価格変動の影響を取り除き、実質GDPを算出することで、本当の価値を算出するのです。

実需筋

実需筋とは、資本取引と輸出入に伴う外国為替取引を行なう機関投資家のことをいいます。実需筋は為替変動によって収益を得ようという目的で売買を行なっているわけではないため、目先の相場の方向性にあまり影響を与えない特徴があります。(⇔投機筋)

シティ・オブ・ロンドン

シティ・オブ・ロンドンとは、イングランド銀行をはじめ大銀行、保険会社、株式取引所などが密集する金融の中心地です。ロンドンの起源となる地域であり、大ロンドンの東部に位置し、シティ内部にはセントポール大聖堂があります。単に「シティ」とも呼ばれます。

資本収支

資本収支とは、「投資収支」と「その他資本収支」から成る「国際収支」を構成する項目のことです。居住者と非居住者の間で行われた資産・負債の変化を表します。資本収支は長期資本収支と短期資本収支に分けられています。短期的に可逆的である資本の流出入の差額が短期資本収支、長期的なのが長期資本収支です。

資本取引

資本取引とは、国際間の有価証券の売買、資本の貸借その他、債権・債務に関係のある取引のことで、例えば直接投資や延払信用、貿易信用、借款、証券投資など対外資産と負債の増減をもたらす取り引きです。資本取引の収支が資本収支です。

主要通貨

主要通貨とは、世界中の外国為替市場で、多くの市場参加者が、頻繁に売買している主な通貨のことをいいます。現在であれば、米ドル、日本円、ユーロ、ポンド、スイスフランなどを指し、メジャー通貨(メジャーカレンシー)ともいいます。

順張り

順張りとは、相場の方向性に沿って取引することをいいます。相場のトレンドに合わせて、相場が高くなると買い、相場が安くなると売るという投資手法です。

例えば米ドル/日本円のペアで「この先もドル高が続くだろう」という予測に対しては買いを進めるという順当な値動きの予想の中で投資していくものとなります。順張りはトレンドに完全に沿った投資手法なので、上げ相場で買い、下げ相場で売ると理解してください。順張りの反対は逆張りで、順張りは短期投資向け、中長期投資には逆張りが向いていると言われます。

ショート

ショートとは、ある通貨を売り持ちにしている状態をいいます。
たとえば、ドル/円で「ドルショート」という場合は、ドル売り・円買いを行なっていることを意味します。(⇔ロング)

償還請求

償還請求とは、手形が支払い義務者によって支払われないことが明らかになったときにとられる債権保護のための法的な処置のことをいいます。流通の軌跡を逆からたどり、後者から直接の前者に代償の返還を請求していきます。

証拠金

証拠金とは、いわば担保のようなもので、売買取引を行うために、その取引額に比例して必要となる預託金のことです。外国為替証拠金取引は小額の証拠金(資金)をレバレッジ作用で大きく運用しています。

実際の取引金額に対する証拠金残高の割合を示すものが証拠金維持率です。例えば1ドル100円のときに1万ドルを買う場合100万円が必要ですが、レバレッジを10倍かければ証拠金は10万円で済みます。そしてドルが95円になると保有資産は95万円となります。

購入分100万円に対して5万円の損失が出ているので、用意した証拠金残高が5万円、つまり証拠金維持率が50%になりますね。多くの業者では50%の段階でマージンコールが出され、決済か証拠金追加のアクションを起こす必要が出てきます。放置するとロスカットが執行され、強制決済となります。FXにおける証拠金の知識は最低限必要なものです。

信託報酬

信託報酬とは、投資信託の運営の中で証券会社、投資信託会社、受託銀行が果たす役割・業務の報酬として、信託財産から差し引かれ、証券会社・投資信託会社・受託銀行に支払われる手数料のことをいいます。

信託保全

信託保全とは、預けた資金をその会社の資産とは区分して、信託銀行によって信託管理するシステムです。信託銀行に預託された資産(顧客の証拠金)は、万が一FX会社 が破綻した場合においても、当社の債権者の差押え等の対象とならず、 信託銀行から顧客へ資産の返還が行われます。

人民元

人民元とは、中華人民共和国(中国)の通貨の呼称です。人民元(じんみんげん)という呼び方は日本語での呼称であり、中国では人民幣(レンミンビー)といいます。単位は元(ユアン)で、記号は日本円と同じ「¥」です。

中国は一国二制度のため、香港では香港ドル、マカオではマカオ・パタカがそれぞれ独自に発行されていて、この人民元とは相場などは別のものとなります。 中国人民元の取扱FX業者の一覧はこちらのページをご参考下さい。

信用状

信用状とは、受益者に対する品物、もしくはサービスに対する支払いに関して、輸入者に代わって、銀行などが支払いする確約書です。銀行による書類内容のチェックがあるので売り手は不正を行う可能性が減り、取り引きの確実性が増大します。

さらに、カントリーリスクも回避が可能です。買い手は輸入代金を前払いする必要がなくなり、売り手も船積みと共に輸出代金を回収することができるメリットがあります。信用状には確認信用状、譲渡可能信用状、無担保信用状、取消可能信用状など様々な種類があります。

デメリットは、発行手数料が必要なことや書類の受領に時間がかかること、信用力が低い銀行のものでは他行からの支払い確約が求められることなどが挙げられます。海外での信用力が高い銀行に発行してもらうのが一番無難な方法です。

信用取引

信用取引とは、顧客が証券会社に委託保証金もしくはその代用の証券を担保として預け、証券会社から株券あるいはお金を借りて、株式の売り買いをする取り引きを「信用取引」といいます。

購入代金も売却する株式もすべて顧客が保有しているのが「現物取引」といいます。

信用リスク

信用リスクとは、投資先の経営や財務状態が悪化することによって債権の回収ができない状態になる危険性をいいます。元本や利息をきちんと返してくれるかどうか、という信用力に関するリスクのことで、金融取引の大きなリスクの1つです。デフォルト(債務不履行)リスク、貸倒れリスクともいいます。

「す」から始まるFX用語

「す」から始まるFX用語について説明します。

スイスフラン

スイスフランとは、スイスにおける流通通貨のことで、通称はスイスやスウィスウィと呼ばれます。永世中立国であるスイスの通貨ですので、世界の危機時などの際の避難通貨として認知されていることが特徴です。

ユーロと同じような相場変動をし、また、欧米の先進国の中でも金利が低い(場合が多い)ので、高金利通貨を調達する手法のひとつとしてのキャリートレード通貨になるケースもあります。

スイスフランの外国為替市場における取引シェアは、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドの次のシェアを誇ります。スイスフランの通貨の特徴はこちらのページをご参考下さい。

スイング

スイングとは、基本的に短期投資のことで、ポジションを保有してから数日間で決済する取引手法のことをいいます。スイングトレードとも呼ばれ、デイトレードよりもやや取り引き頻度が低く、数日からせいぜい1週間程度の間、ポジションを保有し売却するという投資スタイルです。

それでもスイングはあくまで短期投資の一種ですので、一般的にはテクニカル分析などで、ほぼデイトレードと変わらない分析を行い、相場の変動を予測していきます。

スクエア

スクエアとは、ポジションがない状態のことをいいます。「フラット」ともいわれます。また、買い持ち高と売り持ち高が同数量で均衡している状態のことを指す場合にも使われます。この状態は、売りと買いの持ち高を同じにし、リスクがゼロになっています。

ですので、スクエアでない場合は、市場リスクを抱えていることになってしまいます。その状態を買い持ちの場合は「ロング」、売り持ちの場合を「ショート」と呼ぶのです。

スターリング

スターリングとは、英ポンドのことです。正式名称はスターリングポンドといいます。鋳造されたコインに星印が付けられていたことからこう呼ばれるようになったと言われています。

スターリングは米ドルと並ぶ基軸通貨でしたが、英国経済の衰退と共に地位は低下。それでもいまだ世界の主要通貨のひとつで、現在でも米ドル、ユーロ、日本円に続く世界第4位の取引量があります。主要通貨の中で最も値動きが激しいのが特徴です。

スタグフレーション

スタグフレーションとは、インフレーション (物価の上昇)と景気後退が同時に発生した場合のことです。

「stagnation(停滞)」と「inflation(インフレーション)」を合成した言葉で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が共存する状況のことです。

スタグフレーションになると、雇用や賃金が減少しているにも関わらず物価が上昇し続け、その国の貨幣価値がさらに低下していきます。そのため、個人の生活はどんどん悪化していきます。過去の例では、国家が破綻したこともあり、各国の政府や中央銀行ははスタグフレーションを非常に警戒しています。

スティープ化

スティープ化とは、イールド・カーブの傾きがさらに急(右上がり)になることをいいます。

イールド・カーブ(金利曲線)は、縦軸に金利の高低、横軸に期間をとったグラフをいいますが、一般的には、期間が長くなるほど金利は高くなります。したがって、イールド・カーブ(金利曲線)は、右上がりのグラフになるのが普通ですが、さらに急になることを「スティープになる、スティープ化する」というのです。

逆に短期金利と長期金利の差が小さくなる(イールド・カーブの傾きが緩やかになる)ことを「フラットになる」といいます。

ストキャスティクス

ストキャスティクスとは、オシレーター(振幅を測る)系テクニカル分析の一種で、「相対力指数」と同じ逆張りテクニカル分析指標の一つです。

現在の価格水準が、過去の高安値で作られる値幅の中で上位置なのか下位置なのか、どの水準に位置しているのかを示したものです。

「ストキャス」と呼ばれることもあります。

関連記事⇒ストキャスティクスとは?使い方や見方、仕組みを紹介【相場の過熱感を分析できる指標】

ストップ・ロス・オーダー

ストップ・ロス・オーダーもしくはストップ・ロス注文とは、あらかじめ損失を限定するために、設定したレートに達した際に出される指値注文のひとつです。逆指値注文ともいいます。

要するに損切り注文のことです。レートが、トレーダーが設定した「これ以上損失を出したくない」というところに達した際に、そのレートの注文を執行します。

この設定レートはトリガー価格とも呼ばれ、主にトレーダーが自身で設定したロスカットとしての機能で活用されています。例を挙げると、95円で保有したポジションが、これ以上の損失は厳しいというレベル、例えば90円で設定したときにこのレートに達したら即90円の指値や成行注文を出すというものです。

ストラドル

ストラドルとは、オプションへの投資戦略の一つで、同一価格のプットオプションとコールオプションを同数を買う(売る)戦略のことをいいます。 プットオプションとコールオプションを同数買う場合、ロングストラドル、同数売る場合、ショートストラドルと呼びます。

ストラングル

ストラングルとは、オプション取引において、基礎商品の価格変動性に着目し相場変動の大きさを狙ってトレーディングを行なう投資戦略です。行使価格が市場レートより不利な状態になるよう、同じ限月のコールオプションとプットオプションを異なる権利行使価格で組み合わせたものをいいます。

スプレッド

スプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の価格差をいいます。プレッドは通常、狭いとか広いという言い方をしています。スプレッドが広ければ広いほど、差が大きくなり、狭いというと値差が少ないということになります。FXにおいては必ず業者の提示レートの売買値には差があって、それがスプレッドとなります。このスプレッドが業者の手数料分となり、様々な手続手数料を無料にできるわけです。スプレッド値はFX業者によって異なります。FXスプレッド比較一覧表で通貨ペア毎のスプレッド値を表記していますので比べてみてください。

逆に言えば、スプレッドはトレーダー自身に振りかかる取り引き経費となってしまいます。ですので、スプレッドは特に短期取り引きの投資スタイルを好む方には細心の注意を払う必要があります。業者によってスプレッドに違いがあって、スプレッドが狭いことを売りにした業者も多数登場しました。業者選びのひとつの指針としてください。

スポット円

スポット円とは、銀行が直物のドル対円の為替取引をする場合に「円レートがいくらか?」という問いかけ、つまり単純に言えば、直物の米ドル日本円レートを指すものです。

スリッページ

スリッページとは、指値注文や成行注文を入れている時に、狙った価格で約定しないことを言い、指定していた注文レートと実際に成立したレート(約定レート)に差額が発生することをいいます。

マーケット動向が不安定であったり、為替相場が急落・急騰した場合など相場状況によりスリッページが大きくなる場合があります。

スワップディーラー

スワップディーラーとは、直物と先物を組み合わせた売買を行ないます。為替のスワップディーラーは、為替レート(直物)の水準よりも金利変動を予測しながら取引を行なうため、為替ディーラーというよりも、金利ディーラーというほうが実態に即しているともいえます。

スワップポイント

スワップポイントとは、高金利の通貨を買った場合、低金利の通貨との差額分の金利を受け取れる金利差のポイントのことです。

たとえば、米ドルが5%日本円が1%だった場合は、米ドルを買えば日本円との差額の4%が受け取れます。

尚、相場の変動によってもスワップポイントが変化することがあります。また、現在提供されている各FX業者のスワップポイント比較表はこちらのページからご覧ください。

スワップリミット

スワップリミットとは、スワップ取引で資金調達をするときに課せられた限度額のことをいいます。日本にある外資系の銀行にとって、外貨を円に転換する取り引きは非常に有効な資金調達手段のひとつなのです。

安いコストで外国通貨を調達できる外国の銀行はこのスワップ取引で円資金を作ることに長けています。そのために調達量を調整できるように課せられたのが、スワップリミット(限度額)というルールです。

「せ」から始まるFX用語

「せ」から始まるFX用語について説明します。

セカンダリーマーケット

セカンダリーマーケットとは、流通市場のことをといいます。取引所取引と店頭取引のふたつがあり、セカンダリーマーケットの取引が盛んであれば、証券の保有者はいつでも市場価格で売却することができます。現在、インターネット環境の格段の向上により取り引きの利便性などが以前と比べてよくなったため、自宅でも仲介業者を通して受発注が簡単にできるようになりました。

セカンダリーマーケットでできあがったレートは、その金融商品に対する投資家の需給動向を示していることになり、新規発行時には、このセカンダリーマーケットのレートが基準になって発行されます。 ※証券の発行市場をプライマリーマーケットといいます。

セリングクライマックス

セリングクライマックスとは、急落した為替相場の最終的な局面に、市場の全体の内の大半のトレーダーが弱気一色となって下落スピードが最高潮に達する場面を表現する言葉です。予期せぬきっかけで市場が売り一色となり、連鎖的な一斉売りによって大暴落になります。

そして、セリングクライマックスによって売りが収まってくると逆に需給が急速に改善し、相場が下ひげをつけて上昇する傾向にあります。また、このような相場は1年に数回、あるいは数年に数回などめったに起こりません。

ゼロ金利政策

ゼロ金利政策とは、日本銀行がコール市場に資金を大量に供給して、無担保コール翌日物の金利をほぼゼロに近い状態にまで低くするという金融政策のことをいいます。

1999年2月から日本銀行が景気浮揚のために行いました。金融市場の一時的混乱により、優良な銀行や企業までもが資金が借りられないことによって倒産してしまう事態を避けるため行った非常手段でした。

ゼロ金利政策によって、銀行はただ同然で資金を調達できるため、企業への融資がしやすくなり、景気を刺激する効果が得られる。しかし、預貯金の金利も下がってしまうということが起きます。

ゼロサム

ゼロサムとは、一方が利益を得たならば、もう一方は同じだけの損失をし、全体としてはプラスマイナスゼロになることをいいます。株式やFX取引などでは、売り手買い手の双方が存在して初めて成立する取り引きということもあり、一方が利益を得た場合、もう一方は損をしてしまうものです。

そして、結局、市場参加者の全員の損益を合計してみるとプラスマイナスゼロとなり、全員が儲かるということはありえないことがわかります。残念ながら市場においては、勝者は少数であるということが現実です。ですので、様々な分析をしてレートの変動を予測していくことは、勝者になるための大切なスキルとなるのです。

センチメント

センチメントとは、感情、情緒、感傷などを意味する言葉から、投資の言葉としては、市場心理のことを指します。為替相場は、トレーダーたちのセンチメントで動いていると言っても過言ではありません。相場変動は、トレーダーたちのセンチメントを常に把握しておく必要があるでしょう。

なぜなら、センチメントはちょっとした予想外の出来事などによって一瞬にして変わることもあるからです。

これがFXをする際にテクニカルだけでなくマーケットニュースや一般ニュースにもしっかりと精通していなかればならない理由です。新聞やテレビのニュースなどから常に情報とヒントを仕入れ、トレーダーのセンチメントも予測していなければなりません。

政策金利

政策金利とは、各国の中央銀行がそれぞれ市中銀行に貸出しを行う際に適用される金利のことです。金利の上げ下げによって預金金利やローン金利などに影響を与えることができるので、景気対策の主要な手法のひとつとなっています。

一般的には景気がよい場合は利上げで景気の過熱やインフレを抑制、景気が悪い場合、利下げで市場金利を低めに誘導し、個人消費や設備投資が国内で回りやすくします。政策金利はFXの取引では「スワップポイント」に直結する重大な影響を与えるので、重要度が高いです。

政策金利は、国や地域によって対象が異なります。日本の政策金利は「無担保コール翌日物金利」が採用されています。

そのほか、主要国などの政策金利は下記です。

・米国:Federal Funds Rate
・ユーロ圏:Main Refinancing Operations Minimum Bid Rate
・英国:Current Bank Rate
・ニュージーランド:Official Cast Rate
・中国:1年物貸出基準金利

ただし、政策金利は急遽変更されるなどもありますので、各自で確認することは必須です。

税制改革

税制改革とは、時代の経済的、社会的な状況に合わせて新しい税を導入したり、既存の税制の理念、枠組みを超えて、新たな税体系を再構築することです。かつて日本でなされた税制改革では1989年の消費税導入などが挙げられます。

政府短期証券(FB)

政府短期証券(FB)とは、政府短期証券は国が発行する債券(国債)の一種で、償還までの期間が短く安全性の極めて高い投資対象です。

日本では財政法または各特別会計法に基づき、一時的な国庫金全体、またはそれぞれの特別会計や資金の不足を補うために発行された短期国債を指しました。ただし、政府短期証券は2009年1月に発行を終了しています。

そして、同年2月から、割引短期国庫債券と統合され、国庫短期証券(T-Bill)という名称になっています。

世界銀行

世界銀行とは、発展途上国の開発を支援する国際金融機関のことです。また世界銀行は、途上国の異なる発展段階や多様な資金需要に応じるため、国際復興開発銀行(IBRD)、国際開発協会(IDA)、国際金融公社(IFC)、多数国間投資保証機関(MIGA)の機関によりグループを構成しています。

「そ」から始まるFX用語

「そ」から始まるFX用語について説明します。

送金為替

送金為替とは、仕向送金為替と被仕向送金為替の2種類があります。仕向は外国為替取引を起こす側で(送金する側)、被仕向は外国為替取引を受ける側と考えられます。一般的にいわれる為替は、送金や振り込みなどで現金を移動させずに金銭の支払いなどの決済を行うものです。

送金為替は、特に遠隔地への送金手段として、現金を直接送付するよりもリスクが少ないのが特徴です。

送金小切手

送金小切手とは、ディマンドドラフトとも呼ばれ、銀行で小切手を発行してもらった後に、受取人に小切手を郵送します。

受取人はこの小切手を銀行に持っていき現金の支払いを受け取る事ができる小切手のことです。送金小切手の受取人は、小切手と身分証明書提示し、小切手に裏書をすれば現金を受領することが可能です。ただし、送金小切手郵送中に紛失や盗難に遭うと、再交付が非常に面倒です。

また、海外から外貨建ての送金小切手を受け取った場合、為替リスクが発生します。というのは、円貨に換える際に現状の為替レートが適用されるためです。ですので、外貨建ての送金小切手を銀行に持ち込むタイミングも重要になります。

総合口座

総合口座とは、定期預金、積立型定期預金、国債、またそれらを担保にした自動融資等が利用できる口座です。証券会社などでの取引用の口座は証券口座で、中でも様々な取り引きなどの機能を備えたものは証券総合口座と呼ばれます。

FX業者では店頭FXやくりっく365、バイナリーオプション等、複数のサービスを取り扱っている業者で総合口座を提供しています。

相対力指数

相対力指数とは、オシレーター系のテクニカル分析指標で、相場の「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示す代表的な「逆張り」指標のひとつです。RSI = Relative Strength Indexとも呼ばれます。

一般的に指数が30 以下なら下げ相場の反発と上昇の可能性を、また70 以上なら下落の可能性を示します。

底打ち

底打ちとは、下落してきた相場が、下げ止まることをいいます。下げ止まった後は反発し上昇に転じること局面を「底打ち反転」といいます。

セリングクライマックスに似ていますが、全体的なマイナス感情による急暴落を引き起こした際の下落スピードの最高潮のことがセリングクライマックスで、底打ちは通常の下げトレンドが終わるところを指します。

損益グラフ

損益グラフとは、損益図とも呼ばれ、売上高が変動するにつれて、原価と利益がどのように変化するかを示すグラフです。一般的な損益グラフは横軸が決済日の市場価格、縦軸が損益になっているグラフです。金融商品の損益は通常、買いと売りがセットで確定します。

例えば、90円で買った株式を100円で売れば10円の利益になります。110円なら20円の儲けです。この損益をグラフで表したのが損益グラフというわけです。

損切り

損切りとは、含み損の出ている証券を売却して損失を確定することをいいます。損切りは主に短期売買のリスク管理で非常に重要です。保有するポジションの損失を大きく膨らませないようにトレーダーが自身で事前に損切りのルールを決めておくべきです。

なぜなら、損失が大きくなればなるほど心理的に損切りが困難になるので、合理的に損切りをして、損失を最小限に止めるようにするべきだからです。

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