中国が咳払いするだけで、世界中が風邪を引くような状況

中国の上海株はすごいスピードで下落していたのに加え、当局が3日連続で3度に渡る利下げを実施したため、中国との経済関係が深く、中国の影響を受けやすいオーストラリアドルやニュージーランドドルが一方的に下落し出しました。

同じく中国との経済関係が深く、また、政治的に混乱しているトルコリラも一時40円を切るまでに下落。ユーロや英ポンドも軒並み下落した後、比較的安定していたドル円も120円を割った後は、ストップロス売りを巻き込みながらポジション解消の円買いの動きが急速に強まって116円前半にまで急落する一方的な相場となりました。

今回のチャイナショックはリーマンショックや、先日のフランショックに続いての大幅な為替変動で、逆張りをしていて大損した方も少なくないのではないかと思います。

また、ここまで綺麗な一本調子の下落になりましたので、波にのることが得意なデイトレーダーは順張りで随分お金を稼ぐことができたのではないかと思います。

いずれにしても、中国の世界経済における影響力を大きさを物語る出来事でした。、これまでも、中国と経済関係の深いアジア諸国の通貨や資源国通貨がもろに影響を受けることはありましたが、ユーロやポンド、米ドルもここまで一方的な動きになりましたので、その影響力の大きさを感じ取ることができます。

豪ドルやニュージーランドドルは1ケ月くらい前まではかなり好調で、1豪ドル90円を超えていましたが、もちろん豪中央銀行が利下げに踏み切ったことや通貨高への懸念表明などはなされていましたが、豪単独の動きというより、中国の経済動向や政策に引きずられている面が大きかったと思われます。

中国が咳払いするだけで、世界中が風邪を引くような状況は、今後もますます強まっていくものと思われます。

また、こういう時になると、安全通貨・避難通貨とされる日本円が買われる傾向なのも顕著であり、今回のチャイナショックでは、日本円が全面高になりました。

トルコリラや南アフリカランドは、金利が高いため、高いスワップポイントを獲得でき、日本人のFXトレーダーの中には、買い増しして、長期間ホールドされる方も少なくないようです。

ここの所、政治情勢が不安定でしたので、トルコリラは、そもそも下落傾向でしたが、それでも45円程度で推移していました。

しかし、今回のチャイナショックで一気に下落、一時38円位まで下落しました。ロスカットされた人やそもそも市場から撤退を余儀なくされた人も少なくなかったのではないかと思われます。

南アフリカランドに至っては、先日のスイスフランショックに匹敵するような急降下が目撃されましたので、国内FXを利用している人には、多額の追従を余儀なくされた方もいたのだろうと想像します。それほどすごい、為替の急降下でした。

そんな中にあって、ユーロや英ポンドは、当初はそれほど下落しませんでした。円と比較しても、為替レートは比較的安定しているように見えました。しかし、チャイナショックも後半になると、少しずつ下落、ただし、資源国通貨ほどの下落は観測されませんでした。

いずれにしても、高金利通貨は、ひとたびショックが発生したときの影響が顕著で、なかなか長期的にホールドできないなと考えさせられる相場でした。リスクがあるから高金利なわけで、当たり前と言えば当たり前のことですが、スワップポイントを目的として、通貨をホールドするのは、個人的には、本末転倒と言うか、あまり合理的ではないと考えさせられる相場の変動でした。

中国経済の減速傾向がはっきりし、また、当局が、何とか経済を安定傾向に乗せようという意思こそ感じますが、市場のうねりは何物をも飲み込む勢いで、今回の相場は改めて人間の力を超えた怖さを感じる荒れた相場となりました。

これから暫くは乱高下を繰り返しながら徐々に地固めをしつつ収束していくと思われますが、政界経済が不安定化する中で、今回のような荒れた相場が今後も瞬発的に発生するものと思われます。FXトレーダーの皆さんは、お互い気をつけましょう。

25 8月 2015

関連記事

  • FX人気会社

    ループイフダンで楽々自動注文

    コツコツ型の自動売買システム

    通常口座からシストレ口座まで

    ↑セントラル短資FX↑

    トラッキングトレードが凄い!!

    FXブロードネットで半永久に自動発注!!

  • FX市場の動向など最新マーケットニュース一覧

    DMM FX

    充実取引システムでお馴染みの DMM FXが当サイト限定で 現金4000円キャッシュバック!!
    勝ち組が選ぶFX会社はここ!