フィボナッチを用いることで「押し」や「戻り」を予測できる

この記事の監修者森田 賢一(投資歴10年 現役トレーダー)
森田 賢一30代男性。金融資産5,000万円。
投資歴10年以上、FXや株式投資をメインに取引を行っています。

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「フィボナッチ」と呼ばれる上級トレーダーがよく使う分析手法があることをご存知ですか。

フィボナッチを利用すれば、価格がどれくらい上がれば(下がれば)、再び下降(上昇)するかを数値で表したものです。

最初は難しく感じると思いますが、使い慣れると非常に便利な分析ツールであることがわかります。

とはいえ、FX初心者からすると

「フィボナッチがどういったツールかまったくわからない」
「どんな特徴があり、使い方をするのか知らない」

という人が多いでしょう。

そこで今回は、フィボナッチの特徴や基本的な見方・使い方などについて紹介しています。

この記事を読むことで、より精度の高い相場分析ができるようになりますので、参考にしてください。

フィボナッチとは

フィボナッチとは、フィボナッチ比率にもとづいたテクニカル分析ツールの1つです。

フィボナッチ比率は、自然界や芸術作品にも存在するフィボナッチ数列から計算されています。

フィボナッチ数列とは、「連続した2つの数字の和が上位数になる」という数列のことで、「1,1,2,3,5,6,13,,,,」のような数項のことです。

いずれの数字も「0.618:1」、また2つの上位数字に対して「0.382:1」に近づいていくようになっています。

フィボナッチのテクニカル分析では、「0.618(61.8%)」と「0.382(38.2%)」の比率を用いて価格が上下する変動幅を計算し、「押し」や「戻り」の目標値を予測することが可能です。

フィボナッチの引き方

フィボナッチの内容だけでなく、実際にチャートにフィボナッチを引く方法やフィボナッチの種類についても見ていきましょう。

引き方や種類を知っておくことで、より実践的に使えるようになりますし、テクニカル分析の幅を広げることができます。

フィボナッチはラインが支持体や抵抗帯となる

フィボナッチの引き方は非常にシンプルで、FX初心者でも1〜2度引けば覚えることが可能です。

まず、直近で最も価格が高い点と低い点を決め、高い点は100%、低い点は0%と設定をします。

そして、0%と100%の中間地点に50%のラインを引き、その上下に「23.6%」「38.2%」「61.8%」「76.4%」のラインを引けば完成です。

これらのラインが抵抗帯や支持帯となり、以下のように価格が反発したり戻したりします。

  • 価格が天井をつけたあとに61.8%のラインまで戻し反発する
  • 価格が上昇しようとするが38.2%のラインで反転する
特に、23.6%や38.2%のラインは強く意識されやすいです。
森田 賢一
森田 賢一(投資歴10年 現役トレーダー)

黄金比率

フィボナッチは人間が最もバランスが良い、美しいと感じる黄金比率と強い関係があります。その為、人間心理としてチャート上でフィボナッチによる転換点は意識されやすいのです。市場や為替の値動きは市場に参加している人達の心理状況により形成されますのでフィボナッチを使った分析はこれからも有効となるでしょう。

フィボナッチ比率は1つだけじゃない

実はフィボナッチには、いくつもの種類が存在します。

それぞれのフィボナッチがどのような特徴を持っているのかこと細かに知る必要はありませんが、大まかな違いについては把握しておきましょう。

フィボナッチの種類と主な特徴は以下のとおりです。

フィボナッチファン フィボナッチの比率をトレンドラインで示したもの
フィボナッチリトレースメント 基本的なフィボナッチ分析のこと
フィボナッチエクスパンション 安値・高値・安値の3点を指定し、その比率から今後のトレンドを分析
フィボナッチチャネル フィボナッチ数を使って複数の平行線を引く分析
フィボナッチアーク フィボナッチに時間軸を加えた分析
フィボナッチタイムゾーン 時間軸を強く意識したフィボナッチの分析

このように、フィボナッチにはさまざまな種類があります。

この記事で紹介している、基本形のフィボナッチリトレースメントはしっかりと覚えておきましょう。

また、フィボナッチリトレースメントを使えるようになったら、価格水準のみに着目したリトレースメントだけでなく、時間軸も意識したフィボナッチタイムゾーンやフィボナッチアークなども利用すると便利です。

また、フィボナッチファンやフィボナッチチャネルを用いれば、より売買ポイントがわかりやすくなります。

森田 賢一
森田 賢一(投資歴10年 現役トレーダー)

多角的な分析ができるフィボナッチ分析

一般的に使われるフィボナッチ分析は価格面にのみフォーカスを当てていますが、フィボナッチ分析はもっと多角的な分析が可能です。時間軸を取り入れることでより深い分析ができるようになります。奥の深いフィボナッチ興味のある方はぜひいろいろなフィボナッチを調べてください。

フィボナッチの使い方

ここでは、フィボナッチの基本的な使い方について見ていきましょう。

これらを知っておくことで、売買チャンスを拡大させることができます。

押し目買い・戻り売りを狙う

上昇トレンドや下降トレンドが発生した場合は、フィボナッチを利用して押し目買い・戻り売りを狙うことができます。

トレンド相場であっても価格は上がり下がりを繰り返すため、どれくらい値動きして再びトレンドへ以降するかフィボナッチを活用して分析するのです。

たとえば、画像の場合は、上昇トレンドでありながらも、直近の高値をつけたあとに大きく下落をしています。

しかし、「0.618」のフィボナッチラインまで下がったあとは、買い圧力が強まり、再び強い上昇トレンドが発生しているのです。

0.618に限らず、0.236など、多くの投資家がフィボナッチラインを意識するため、これらのラインを活用して押し目買いや戻り売りを狙うことができます。

森田 賢一
森田 賢一(投資歴10年 現役トレーダー)

4つの数字を覚えよう!

フィボナッチにおいて、0.236、0.382、0.618、0.764の4つの数字は大変重要な数字です。実際にこの近辺で反発反落することが多いのでチャート上では常に意識しましょう。エントリーポイントや利確ポイントとして活用できる重要な数字です。

エリオット波動との組み合わせ

エリオット波動とフィボナッチを組み合わせて相場分析するトレーダーも少なくありません。

波動はフィボナッチラインで反発する可能性が高いため、同じような動きが見られます。

両方をチェックすることで、押し目買い・戻り売りの精度を高めることが可能です。

第3波目を狙うのがチャンスとも言われています。

森田 賢一
森田 賢一(投資歴10年 現役トレーダー)

フィボナッチとエリオット波動は相性抜群

エリオット波動はフィボナッチと相性の良い分析手法です。実際の使い方としては、例えば上昇第2波は1波の高値から0.616や0.382といった水準で反発することが多く、フィボナッチ分析と組み合わせることで効率的なトレードが行えます。

まとめ

今回は、フィボナッチの特徴や基本的な見方・使い方などについて紹介いたしました。

あらためてここで紹介した大事なポイントをまとめると、以下3点が挙げられます。

  • フィボナッチを使えば押し目買いや戻り売りが狙いやすい
  • フィボナッチラインは多くの投資家が意識しており支持体・抵抗帯となる
  • 最初は難しいためデモトレードなどで練習することが大事

ぜひ、ここで紹介した内容を参考にして、フィボナッチを活用してみてください。

森田 賢一
森田 賢一(投資歴10年 現役トレーダー)

世界中で使われる重要指標フィボナッチ

フィボナッチは世界のトレーダー達に幅広く使用されている指標で、ほぼ全ての証券会社のチャートツールで分析が可能です。情報機器の発達により自分で計算しなくともフィボナッチを使った分析が簡単に行えますのでぜひ使用してみてください。

19 3月 2019

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