何故MetaTrader5の普及が進まないのか?MetaTrader新・旧バージョンの相違点を検証!

・MetaTrader5について

日本のFX業界だけでなく、世界中のトレーダーを魅了し、自動売買などのスタンダードなプラットフォームとして定番となったMetaTrader4。
このツールの開発元であるMetaQuotes Software社は、2011年にMetaTraderの最新版として「MetaTrader5」をリリースしています。

当然ながら、MetaTrader4よりもMetaTrader5の方が機能的にはアップグレードされています。

・MetaTrader5はいまだ普及せず? その理由はどこにある?

FXのプラットフォームに限らず、どんなアプリケーション、商品でも新バージョンが登場すれば、普通、ユーザーは新しい方を利用するものです。

ところが、MetaTrader5がリリースされ早6年。
になった今もほとんどのFX証券会社がいまだにMetaTrader4を標準ツールに指定している状態が続いています。

必然的にトレーダーもまたMetaTrader4を使うことになりますし、むしろMetaTrader5よりもMetaTrader4を好んで利用するトレーダーの方が多い状況です。

つまり、MetaTrader5は今になってもあまり普及が進んでいないのが実情なのです。

実際にトレーダーのみなさんも、日本のオンライン証券会社でMetaTrader5を推しているところを見たことはないのではないでしょうか。

なぜMetaTrader5は普及しないのでしょうか。なぜ多くのトレーダーは今もなお、旧式の方であるMetaTrader4を使い続けているのでしょうか。

ここではMetaTrader5のメリット・デメリットを洗い出し、MetaTrader4とMetaTrader5の違いを比較してみることにしましょう。

それによってなぜMetaTrader5が人気がないのか。
そして、これからのトレーダーもしばらくはMetaTrader4を使い続けるべきなのか、あるいはMetaTrader5にそろそろ乗り換えていくべきなのかを探ってみましょう。


 

MetaTrader5の長所・メリット

MetaTrader5が優れている点をまずはピックアップしてみました。

MetaTrader4よりもMetaTrader5はどの辺りがすぐれているのでしょうか。

時間足の大量追加でより精度の高い分析ができるようになった

まず、MetaTrader5はMetaTrader4からのバージョンアップにより、チャート表示の時間軸である時間足がいくつか新たに追加されています。これによってチャートの表示がバラエティーに富み、より分析がしやすくなっています。

従来のMetaTrader4に用意されていた時間足は9種類の時間足が組み込まれていました。

これがMetaTrader5ではさらに種類が追加されています。整理すると、下記のようになります。

MetaTrader4で利用できる時間足

1分足(M1)、5分足(M5)、15分足(M15)、30分足(M30)、1時間足(H1)、4時間足(H4)、日足(D1)、週足(W1)、月足(MN)

MetaTrader5で利用できる時間足

1分足(M1)、2分足(M2)、3分足(M3)、4分足(M4)、5分足(M5)、6分足(M6)、10分足(M10)、12分足(M12)、15分足(M15)、20分足(M20)、30分足(M30)、1時間足(H1)、2時間足(H2)、3時間足(H3)、4時間足(H4)、6時間足(H6)、8時間足(H8)、12時間足(H12)、日足(D1)、週足(W1)、月足(MN)

MetaTrader4で利用できた時間足9種類が、MetaTrader5では一気に11種類が増えて、全21種類になったのです。

時間足の種類が増えたことの意味といえば、細かな時間幅をチャート上で設定できるので、より精度の高い分析ができるようになります。

おおざっぱにしか見られなかった部分が、より細かくチェックできるようになるので、より詳しく値動きを観察できます。
それはMetaTrader5がMetaTrader4よりも短期トレードから長期トレードまで投資スタイル全般に対し、多彩な市場分析を実践できるようになったという、大きな魅力を兼ね備えたことになります。

フォルダを任意で作成でき、インディケータ保存が有利になった

MetaTrader5に追加された魅力はそれだけではありません。

MetaTrader5では、ナビゲーターウィンドウに直接フォルダを追加してインディケータを整理できるようになったという利点もあります。
これはMetaTrader4にはなかった機能です。
話に聞くだけですと非常に些細なバージョンアップにしか聞こえませんが、MetaTrader4を利用する、あるいはほかのプラットフォームを利用して、日頃から複数の指標を用いてテクニカル分析をしているトレーダーにとっては使い勝手が向上したことになります。

このフォルダを任意で作ることができるので、思い思いのインディケータを取り入れ、さらに整理できることから操作性も上がります。
MetaTrader5はMetaTrader4と比較して、さらに利用環境が向上したのです。

MT5のここがポイント高い

  • 時間足の種類がMetaTrader4の倍以上に増えて、短期トレードから長期トレードまであらゆる投資スタイルにおいてもいろいろな市場の分析が可能になった
  • ナビゲーターウィンドウに直接フォルダを追加し、インディケータの整理が可能になって、利用環境の細かな設定ができ、さらに操作性があがった
 

MetaTrader5の短所・デメリット

どんなアプリケーションにおいても、完璧なものはこの世の中に存在していません。
FX取引のツールも過去から見たら、どんな証券会社においても使い勝手はずいぶんと改善されてきました。しかし、どこかになにかの不満が出てくるものです。

MetaTrader5も同様に、MetaTrader4と比較して機能が向上しましたが、いろいろと問題点は残っています。では、MetaTrader4と比較して、MetaTrader5にはどんなデメリットがあるのでしょうか。

まず、バージョンアップ版といえどもMetaTrader5のインターフェースはMetaTrader4とほとんど同じであり、FX初心者がチラッと見ただけでは見分けがつきません。
時間足が増えたり、利用できる機能が加わったことで若干違いはあっても、大きな変化はありません。

ですので、MetaTrader4を使用していた人がMetaTrader5に乗り換えても、操作の面においてはなんら問題はありません。

・インディケータをMetaTrader4からMetaTrader5に移行できない!

しかし、MetaTrader5の内部構造はいろいろと変更が施されており、これまでMetaTrader4で利用できた機能がMetaTrader5では使用できなくなっている場合があります。これはバージョンアップでMetaTrader4にはない機能が備わりながらも、逆にMetaTrader5で切り捨ててしまった機能があるからです。

例えばインディケータの問題です。MetaTrader4を利用していたトレーダーがチャート分析の際に重宝していたMetaTrader4上のインディケータや自動売買用のEA(エキスパートアドバイザー)がMetaTrader5では使用することができないという問題を抱えています。

つまり、MetaTrader4とMetaTrader5のインディケータの互換性の問題で、MetaTrader4からMetaTrader5にそのままデータなどを移行することができません。MetaTrader4からMetaTrader5に乗り換えることは、すなわち自分のトレードスタイルを大幅に変更せざるを得なくなるということになります。これは大変困ってしまう問題ですよね。

MetaTrader4を長く愛用してきたトレーダーは、MetaTrader4を育てるかのごとく、インディケータを追加したり、環境を整えたりしてきたわけです。ところが、MetaTrader5に乗り換えるにはわざわざ手間をかけてプログラムを書き換えなければなりません。当然ながら、その期間はMetaTrader5の利用は適いません。しかも、機能が取捨選択されたために、インターフェースはほぼ同じでも、慣れるまでに多少の時間がかかります。

MetaTrader5に乗り換えるだけでそんな手間を改めてかけるくらいならMetaTrader4を使い続けた方がはるかに効率的です。別にMetaTrader4が使えなくなったわけでもないのですから、このシステムの互換性の問題がMetaTrader5の普及を妨げる最大の要因となっています。

オンライン証券会社としてもMetaTrader4の方が普及率が高いのであれば、あえてMetaTrader5を利用させる意味もないので、推しをMetaTrader4にし続けるのです。

・MetaTrader5は機能アップした分メモリを食う!?

さらに、MetaTrader5は動作が速くなった分、メモリの消費量が増えてしまったという問題も指摘されています。
FXを専業で取り引きしているトレーダーならそれなりの環境を持っているのかもしれませんが、副業的にやっているトレーダーですと、中には低スペックのパソコンで取り引きしているユーザーもいるかもしれません。

そんな人にとって、MetaTrader5は非常に扱いづらいアプリケーションと思われているのです。

こういったマイナスポイントが強いこと、また従来のMetaTrader4がMetaTrader5と比較しても格段に劣っているわけではないことから、MetaTrader5がなかなか受け入れられないのです。

MT5を使用するのに躊躇してしまう点はここ

  • インディケーターやEAなどMT4で利用できた機能がMT5で使えなくなっているケースがある
  • 操作をスピーディーに行えるようになったがPCのメモリ消費量も増えてしまった
  • PCを最新スペックのものに買い換えたほうがいい場合も
 

MetaTrader5の将来性

果たして私たちはMetaTrader4とMetaTrader5のどちらを使用するべきなのでしょうか?

これは難しい問題ですが、一意的な正解はないので最終的には各自の判断にゆだねられます。パソコンやスマートフォンのOSにしてもあえてアップデートせずに使い続けているユーザーがいるように、現時点では汎用性の高いMetaTrader4を利用するのもひとつの手です。

例えば、これからFX取引を始めようというトレーダーや、MetaTrader4を使ったことがないトレーダーが自動売買などを始めたいというときにはMetaTrader5から入ってもいいかもしれません。MetaTrader4から移行しようとするから困難を生じる可能性を秘めているので、最初からMetaTrader5であればなんら問題はないです。

・扱う業者は少ないが、今後MetaTrader4が使えなくなる可能性も?

ただ、ひとつ懸念されるのは、そもそもMetaTrader5を扱うオンライン証券会社が少ないという点です。

ツールだけでなく、サービスや手数料の設定などで証券会社とトレーダーの相性というのもまた事前に確認しておくべき事項です。

MetaTrader5を扱う業者が少ないということは、それだけ選択肢の幅が縮まってしまうということでもありますから、自分にあったオンライン証券会社ではない場合、熟考は必至ですね。

いずれにせよ、MetaTrader5はMetaTrader4のあとに登場したプラットフォームです。

こういったアプリケーションは改善を続けることでより優れたものに進化していくわけですので、MetaTrader4と比べればMetaTrader5はまだ完成度は高いとは言えません。ですが、今後に期待はできるのは間違いないです。

また、MetaTraderの開発元であるMetaQuotes Software社はMetaTrader5の普及を進めるために様々な対策を考案しています。

すでにインディケータも数千は揃っており、環境としては徐々に成熟しているのも事実。おそらくMetaTrader5に移行させたいからなのか、バージョンアップによってMetaTrader4の性能を制限する動きもあるようです。

将来的に世界中のFX業界のトレンドもMetaTrader5の新バージョンに移行する可能性が高いので、今すぐに乗り換える必要はないですが、今後のことを考え、MetaTrader5もチェックしておいた方がいいかもしれません。

 

MetaTrader4から更にグレードーアップしたMetaTrader5ってだいぶ前からリリースされていたんだね。
ちなみにリリースされたのは2011年なんだよ!
へぇ~。最近リリースされたものだとばっかり思っていたぜ。
そうだね。どこのFX業者もまだ標準ツールにMetaTrader4を使ってるところが多いしMetaTrader4はまだまだトレーダーから熱い支持を受けているんだよ。
そうなんだ!でもなんでみんなMetaTrader5をつかわないの?
MetaTrader5を扱う業者が少ないのもるけれどメモリが食うからパソコンが重たい。動かない。というような症状があるんだ!他にもPCスペックとの互換性が悪かったりと問題視されていることもあるからMetaTrader4を使っているトレーダーの中には躊躇してしまう人もいるんだよ。
そうなのか~最新のMetaTrader5ならすべてが良いものだとばかり思ってぜ・・
でもそれは、もともとMetaTrader4を使っているトレーダーに多い意見であって必ずしもMetaTrader5が良くないと言っているわけではないんだよ。
じゃあまだこれから始めようと考えている人はMetaTrader5を使ってみるのもいいかもしれないね!
じゃあ俺もMetaTrader5ダウンロードしてみようかなー!
試しにつかってみるのもいいかもね僕も実際に使ってどういう点が違うのかくらべてみよう!!

 

22 12月 2015

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